« 2011年04月 | メイン | 2011年06月 »

2011年05月 アーカイブ

2011年05月01日

小雨模様の一本杉

恒例の「一杯会」での席でS氏、R太郎氏と明日の山は・・・・
という話になったが、あまり天気が期待できないけれども
小雨くらいならば大力山は諦めて「一本杉」に行こうという事になった。

未明から続いた屋根を打つ雨脚は約束の時間には治まったので
久しぶりにザックカバーを着けて出発。
公園の外れにある登山口からブナ林までの間は前回同様
まだ1mを越える堅い残雪が斜面を覆っていた。
前回来た時よりもブナの葉は緑が濃くなって小雨のなかで
その息吹が感じられるような濃密な大自然の蠢きを感じる。

20110501_buna1.JPG
小雨の中のブナ林

一本杉の3体の地蔵様に囲まれて
S氏の淹れた珈琲を2杯も飲んでいると
ガスに煙る市街地を眺めながらいろんな思いが浮かんだのだが
まだまだ水田に残っている雪の様子を見て
R太郎氏が今年の米つくり関する意気込みを語ったことを
聞きながら正しい農耕民族の心を改めて確認した次第。

雨が小降りになると小鳥たちがすぐ近くを無防備に飛び交う中
咲き乱れるマンサクの花をめでながら腰を上げて歩きはじめたが
湿度充分の残雪期の重い空気を切り裂くように
現実の世界からの呼び出しがあった、携帯電話は無粋だ・・・・。

期待したカタクリは咲き始めていたがその姿は朝の冷気に
まだ頭を垂れて恥ずかしげに俯いていた。

20110501_buna2.JPG
俯き加減のカタクリ

2011年05月05日

赤城山(黒檜山)訪問

百名山の一つである「赤城山」へ出かける機会がようやく訪れた。
山家の端くれとしては「深田久弥」の「百名山」は当然知っているのだが
彼が登った頃の山と今のその山の環境に違和感があって
ことさらにその頂を踏む事を山行の目標にしていなかったし
隣の県にあってかなり近い「赤城山」にも足は運ばなかった。

家人が数年前から行きたい山の一つであることや
県外の山を登る事を今年のテーマにしているS氏との共通の願い、
関東地区に住むN君の奥日光温泉旅行の途中下車という
幾つかのテーマが合致して赤城山(黒檜山)への山行きとなった。

赤城ICから標高を上げながら走ると大沼はすでに1400mを越えていて
赤城山最高峰の「黒檜山」は1827mだから約400mの登りとなる。
日ごろの山歩きに比較しても充分、日帰りのハイキング程度の標高差か、
ただ、心配したのは天候と積雪であったが残雪も少なく良いコンデションで
乾いた岩が多い急登もグイグイと体が上昇する。
初心者のtomoチャンもぴったりと先行する小生達を追ってくるし
山頂に着いたときはみんな余裕充分。

20110502_kurobi1.JPG
黒檜山の急登を歩く家人

早めの昼食を摂っているとガスが濃くなって風も出てきたので
早めに駒ケ岳への縦走路へと歩みだす。
いつも思うのだがせっかく登った頂から次の頂に至る縦走は
かなり下降してコルを越えねば次のピークに着かない。
もったいないなと思いながらの下降、
ガスが濃いから絶好の視界はなく気温も低くてただ歩くのみ。

「駒ケ岳」は難なくパスしてさらに「大洞」目指して下降が始まる、
階段状のコースが終わってつづれ折の山道になったら
年甲斐も無くついに駆け出してしまった。
どうも単調な下降はきらいである、それでも車道に出たら
一応満足感が沸いてきてニヤリとしてしまった。

午後からの大力山

午前中は昨日割っておいたクルミの木を運んだので
肉体的な満足感はあったのだが
晴れた日に山歩きをしないのはなぜか許されなくて
S氏を誘い13:30に約束して大力山に向かう。

7割がた雪が溶けていて所々すっかりと乾いた夏道の上を歩く。
いろんな花が咲き始めたり、木々の芽が開いてきた様を
横目に見ながらの午後の山道・・・

気温は決して高くないのだが汗はやはり溢れ出てくるから不思議、
完全に姿をあらわにした休憩舎でいつもの珈琲タイム。
風が強くなると半袖ではやはり寒くて早々に退却することにしたが
この時間には珍しく地元集落のご婦人が登ってきてしばし会話、
結局そのご婦人は我らの後を追うように下ってきた。

途中では花々を愛でながら写真を写したり
木々の名前を確認したりとそれなりに有意義な午後のひとときであった。
登山口でR太郎氏とばったり会って会話、彼も登りたかったような口ぶり・・・

20110505_dairiki1.JPG
眩しいほどのブナの新緑
20110505_dairiki2.JPG
20110505_dairiki3.JPG
あまりにも色が異なるショウジョウバカマ

2011年05月11日

山菜が出始めました

まず日曜日の小雨模様の朝方に「一本杉」に登った折に
倒れかけた「コシアブラ」大木の先端から一握りほどの新芽をゲット、
これはゴマ味噌和えで頂いた。

月曜日は木の伐採サポートを頼まれて出動、
その現場で伐採や枝払いの途中で「木の芽」を採取、
他の方が採ったものまで頂いたのでありがたく卵黄と醤油で頂く。

水曜日、庭先の片隅から芽を出し始めた「ウド」の新芽を
朝の味噌汁に散らした、茎は今夜の肴に味噌でも付けて生食か・・・・

コゴミはかなり出始めたから、これからは「木の芽」と「ウド」がねらい目、
ゼンマイは最近採らないが、沢筋にはよく出ている「ウルイ」があるので
残雪の山歩きが楽しくなる季節でもある。

2011年05月16日

米山さん:初登山

いつも遠くからしか眺めているだけで登る機会のなかった「米山」にようやく登った。
20110514_yoneyama0.JPG
最近買ったUSB型GPS端末でトレースした移動軌跡

関東から山菜採りを兼ねて須原の小屋に滞在していたN島氏と
大力山でよくお会いしていて先日の伐採・薪運び現場で親しくさせて頂いた
M山氏を加えた3人で強風の吹きつけるなかの登山である。

20110514_yoneyama4.JPG
5合目付近からみる山頂の小屋

かなり遅めの出発で大平の登山口に着いたときは9:30をすぎていたが
階段状の急登を順調に歩いて、約1時間半で山頂。
イワカガミ、イカリソウの咲き乱れる登山道はほとんど雪がなく
8合目付近から残雪の上を数メートル歩く程度の好条件であった。

20110514_yoneyama3.JPG
眼下に広がる新緑と海岸線

風が強くて気温のわりにさほど汗もかかずに疲労しないで
全員が絶好調で歩きとおせたのも嬉しかった。
山頂の小屋も立派で清潔に保たれていたし、
訪問者の多い山の印象が強い。

20110514_yoneyama1.JPG
山頂にある立派な神社

海岸線や海が見える山は弥彦や角田、北股以来だなと感慨深く
ゴウゴウと木々の梢を揺るがす強風の中を
駆けるように下って「じょんのびの里」にある温泉施設経由で
魚沼に戻った。

20110514_yoneyama7.JPG
咲き乱れるイカリソウ

守門岳麓

米山登山から帰ってきてからの須原の小屋では
N島氏が自らが採ってきたウドとタラの芽を天麩羅にしたものと
群馬県は永井食堂の「モツ煮込み」がメイン料理となった。

20110515_suhara1.JPG
ウドとタラの芽、山盛り天麩羅

ビールを浴びるように飲んだ後に赤ワインを1本開けて
そのほとんど空きそうになった時点で
N島氏が最初に沈没し、小生も22:00には就寝、
翌日、カーテンから洩れてくる朝日は7:00前から強くて
やや重い体を無理やりに奮い立たせての朝食。

今日の予定は・・・と考えて守門岳の麓まで移動して除雪状況や山菜の様子を調査する。
残雪の脇からフキノトウを大量に採ったりウドやコゴミ、ウルイなどを採取して
自宅に帰るとS氏が大力山から下山してきたばかりのタイミング、
3人で小出駅前の「ますだや」でヘギ蕎麦をたぐって週末の〆とした。

20110515_suhara2.JPG
まだ残雪が豊富な守門

20110515_suhara3.JPG
キクザキイチゲ

2011年05月17日

一本杉・イカリソウ

前回登ったときはイカリソウがまだ早かったから
今日は雨も降らなかったのでお昼休みにカメラ片手に
ブナの緑が一段と濃くなった一本杉へ向かった。

駐車場に車が数台停まっていたが、お昼寝か
山菜採りかと思いながら登っていったら藪の中で
女性が騒いでいたからシオデでも探しているのだろうと思い
イカリソウ群生地へ向かう。

すると前回お会いした年配のカメラを持った男性とクロス
「やあ、またお会いしましたね」と挨拶し
「今日は満開ですよ」とイカリソウの話になってしまった。
「真っ白い」のがなかなか無いという、確かに少し赤が混じった白だけど・・

20110517_ikarisou2.JPG
やや赤が入った白のイカリソウ
20110517_ikarisou4.JPG
白のイカリソウ

それでも花が終わったカタクリ群生地の後に真っ赤なイカリソウが
咲き乱れる様はほんの短い時期の宴でもある。
しばらく遊歩道に座り込んでカメラのシャッターを切りまくった。

20110517_ikarisou1.JPG
20110517_ikarisou3.JPG
真っ赤なイカリソウ

2011年05月23日

山菜と権現

2週続けてN島氏が須原に「山菜採り」を目的に訪問
先週はあまり収穫がなかったので今週は再挑戦で
早朝からウドを狙って2時間ほど歩いた。

小生はウド畑にズバリあたってかなりの収穫、
木の芽も摘んだし、満足して終了。
N島氏も一応用意した「塩蔵用タル」に半分以上の収穫、

今日は「東京山倶楽部」のメンバーが下権現に登山にくるので
一応お付き合いで登ることにしていたが昼頃になるかなと
想像していたが早めに到着したので
山の道具を揃えるのにバタバタとしてしまった。

20110521_gongen3.JPG
戸隠神社境内にてキクザキイチゲ

戸隠神社の駐車場にはほぼ満車状態で驚いた。
かなり気温が高くなっていて汗がボタボタと落ちる。
7合目付近で先行する団体登山者Gをパスして弥三郎清水へ
冷たい水を補給して最後の急登をのぼり終えて山頂到着。

20110521_gongen2.JPG
ヤマツツジ

遅れて出発したN島氏は結局スキー場側から登ることにしたという
メールが入ったが最終リフトの終点近くで登頂をあきらめて
山菜採りに変更して下界で会うことにする。
団体グループと「東京山倶楽部」のメンバーが相次いで到着して
山頂付近は珍しく大混雑、昼食を摂ったり記念撮影をした後に
同じコースを下った。
20110521_gongen1.JPG
ヤシオツツジと水田風景

夜はN島氏が揚げる山菜の天麩羅や食当のS口氏が
腕を振るった料理を頂きながら初めて聞く「山の唄」に手拍子し大いに飲んだ。

そろそろ山は夏山の様相だ

2011年05月28日

梅雨前の駆け込み大力山

関東甲信が入梅して魚沼も時間の問題で雨の季節がやってくる
満員電車で通勤していた頃は憂鬱だったけども今は恵みの雨ということで
それなりに甘受する。

カラカラに乾ききった登山道は1ケ月前には想像できないほど
緑のトンネルの出来上がっていて快い。
久しぶりに同行するS氏と四方山話などしながら歩いているのだが
汗が流れ落ちてすぐにシャツがぐっしょりと濡れる。

山頂の休憩舎にはすでに2人の登山客が寛いでいた。
S氏はさっそく珈琲を淹れ始め、
小生はしばらく風に火照った体を涼ませて着替え・・・

甘いものを2切れほど食べながら珈琲を楽しんだ後に
タケノコのチェックに行ったが生憎とまだ早すぎた・・・・
いろんな鳥の鳴く中を花などを愛でながら下山。

この大雪で痛んだ木々が横たわっていたり折れた小枝が
登山道を覆っていた。

20110528_urajiro.JPG
ウラジロヨウラク

About 2011年05月

2011年05月にブログ「魚沼通信」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2011年04月です。

次のアーカイブは2011年06月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type 3.34