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2010年07月 アーカイブ

2010年07月02日

半夏生

畑の草取りは毎朝、小さな雑草の芽が伸び始めたら摘み取る。
このタイミングを逸ししてしまうと根を張って摘み取れないからだ、
雨上がりの土が柔らかい時に丹念にやるのだが翌日には別の場所に芽がでている。
野菜の苗などの成長が不調な割に雑草の強いことといったら・・・・

フキとスギナを刈り払ってスッキリさせるつもりで取り掛かったら
アサズキの株が相当増えてきたので採取した。
この玉は魚沼付近の「蕎麦屋」で薬味として出されて独特の風味、辛味が
暑気払いとしてなかなかのものなので、さっそく干してみた。

本日が丁度「夏至」から11日目の半夏生である。
山の友のブログに「半化粧の花」と出ていたが小生はまだその花を確認したことは無いのだが
PCでは漢字変換で「はんげしょう」と入力すると「半化粧」と変換されるので
妙なゴロあわせかなと思っていたが葉の裏が白くなる実在する草花なのだそうだ。
この時期、葉の裏が白くなるのは「またたび」がそうであって
その未成熟の実を塩漬けしたのが「強壮剤」として出回るのももうすぐだ。

水田の畦も幾度も草刈され、稲がしっかりと根を張ってきたようだ。
もう一年の半分が過ぎてしまい、来シーズンの為の「薪割り」が始まり
テラスには昨年1年乾燥させたクルミとミズナラの薪を積み上げたし
その階下にも同じくらいの量のものを積み上げた。
あとは今まで乾燥の為に積んでいた場所に今年入手した薪を積む作業が残っている。

追伸
友人の庭でたわわに実った「山椒の実」を頂いた。
前回は栃木産、群馬産を調理したのだが今度は魚沼産で・・・・
ついでにその「実山椒」の木を頂けることになった。
来年からが楽しみなことである。

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魚沼産の山椒

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収穫したアサズキ

2010年07月04日

銀山平は高原の風

前夜、山の友S氏とグラスを重ねている折に出て来た話題でその友の山の先輩と
銀山平での山仕事を主な生活の指針としている小生の友との接点が浮かび出た。
携帯は便利なものだ、酔った勢いで電話して明日の昼間「銀山平」を訪ねる約束をする。

早朝から薪割に精を出して汗だくになっているところへS氏が「大力トレーニング」を
お誘いにきたが今日はすでにその倍くらいエネルギーを放出し、汗もかいたので
残念ながらこのまま作業を続ける旨を伝える。

丸太の山は幾分減ったもののすでに体はヘロヘロ状態なわけで
熱中症も心配だったので本日の作業は終了と自分に言い聞かせて
シャワーを浴びて体重を計測したら作業前から2k近く減、
昼食を食べてウトウトと転寝をしたほどの疲労感が出てしまった。

3時の珈琲タイムに間に合うように銀山へ向かう
最盛期の狭間にある今時分はシルバーラインもガラ空きで30分ほどでトンネルを出た。
眼前には荒沢の尾根付近に残雪が張り付いている様が見えた
友はデッキチェアで本を読んでいたが、早速湯を沸かしてもらって
久しぶりに会うので近況報告や今年のゼンマイ採りの話などをしながら
2種類の珈琲を味わった。

さて今回の話題のメインであるSB氏はやはり山登りの猛者らしく
生きていたらまだまだ駒ケ岳に登り続けたのではなかろうかとの話。

帰り際、その友が刈り払った山小屋の前に広がる庭園を散歩し
ヤブカンゾウ(多分)やアマドコロの大きな株を愛でた。
下界とはやはり1ケ月は遅い初夏を迎え、涼しさも格別。
その庭で採れた「ワラビ」と「銀山蕗」を土産にもらって
気温20度の楽園から蒸暑い下界へと車を走らせた。

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アマドコロ
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ヤブカンゾウ

2010年07月09日

薪割りのち里山詣で

この数日、晴れた日が続いたので薪割り作業が順調だ。
来冬用の薪はテラスと階下に積み終えたので、乾燥用スペースが空き
その場所に今シーズン集めた丸太を薪割機で割ったものを積み上げる作業だ。

一回の作業にシャツと下着・作業用パンツを全取り替えするほど汗をかくし
水も1Lは飲むのだが、この疲労感が何ともいえず快感・・・・。
午前中の作業を終えシャワーを浴びて昼食を食べてから転寝、
3時位から再び作業を開始して2時間ほどで終えるようにすると
6:00にはビールタイムが待っている。(この為にやっている・・・)

ミズナラ、クルミ、ニセアカシア、ホウ、カエデなど
それぞれの木質の違いで割れ方が異なってくるから面白い、
今回は細いのは久しぶりにアックスを使って割ってみたが
アックスの刃がセンターに入って一発で割れると気持ちが良い。
中腰で行う薪割機作業に飽きるとアックス作業で腰を伸ばし、
割った薪が溜まったら乾燥スペースに積み上げる。
気温が30度近いなかでの単調な作業なのだが、無心でやっているから
時間の経過が不思議と気にならずに給水だけをこまめにしている。

盛夏前に片付ける予定だった作業をようやく終えた。
あまりジトジトした梅雨の影響をうけずに作業が進んだことは喜ばしい。
残りは梅雨が明けたら冬が訪れる前に片付けることにしてとりあえず終了。

さて週に一度の里山詣では日曜日の午前中になったのだが
今回はこの夏「富士山登山」を目指す知人が特別参加した。
若いときは越後三山縦走をしたり平ケ岳に「鷹の巣」から登ったりと
かなりの経験もある人なのだが、今年あたり富士山に登らないと
気力・体力に限界がきそうなので「魚沼発富士山登山ツアー」に参加したいとのこと。

思ったほど気温が上がらずに快適な歩行が続いて
余裕で33分ジャストの記録も出たし、何時もの珈琲も美味い。
自分の富士山は若いときに8合目でリタイヤした苦い思い出があるので
(同行した甥が高山病らしき症状が出たので甥を両手に抱きかかえて下りた・・・)
何時の日にかリベンジしたいと思っていたからいい機会かもしれず
知合いのお誘いに心が揺らいでいるのだ・・・・
明日の旅行代理店での説明を聴いてから決定したいと思っている。

2010年07月13日

畑はsanctuary

雨上がりの朝、雑草取りに畑に出たら
馬鈴薯の葉っぱとサルナシの葉っぱにカエルの子供が乗っている。
ざっと見ただけで2、30匹は生息しているようで、
雨に濡れた葉の色と全く同じ色をして擬態を装っている。

春先からトカゲの子供がいろんなところで遊んでいる風景を見てきたが
カエルの子供は7月に入ってから目に付き始めた。
どちらにとっても人間は(すくなくとも自分は)天敵ではなく
むしろ虫などを捕捉してくれるから我が家では同志として愛玩している。

草を取り始めると大きなミミズが這い出してくるがこれも
土壌を改良してくれているから感謝して見送る。
ほとんど農薬などを使ったことがない我が家の畑は小動物たちにとって
まさにsanctuary(聖域)である。

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2010年07月15日

梅雨明けはもうすぐ・・♪  

九州から中国・近畿地方は豪雨が続いていて予測できないほどの被害が出ている。
今まで大丈夫だったから・・という常識は通用せずに
河川の上流域の保水力、裏山の状況などを常に考慮すべきなのかもしれない。
マクロ的な眼でみればやはり地球規模の異常気象がジワリと
日本列島にも押し寄せてきていると見るのは素人考えか?

土木関係の仕事に従事している人たちに言わせれば
「切土」をして道路を造ったり建造物を作ればその山側からのプレッシャーは
何らかの形で現れるわけで人災と云っても過言ではないと・・
数年前から九州地方に起きているこの集中豪雨に対しては住民をはじめ
関係機関でのハザードMAP作成や事前対応が必要になるであろう。

新潟県でも数年前に未曾有の水害が「燕・三条地区」を襲った。
普段はあんまり水が流れていない河川が決壊して逃げ場のない水が
住宅地を水没させてしまった日は2004年年の7月13日であった。
当日は梅雨明けの「朝日連峰」を狙って陸奥を北上して
あまりの雨に登山を諦めて帰ってきたときに県央地区を襲った水害だった。

さてジトジト雨からザアザア雨に代わってそれが終わると梅雨前線は霧消して
太平洋高気圧に列島が覆われて暑い夏がやってくるのが例年の現象、
今朝の雨上がりの風景は「梅雨明け真近」を感じさせるものがあるし
明日からの週間天気予報は「海の記念日」を境にお日様マークが続いているのが嬉しい。
さて梅雨明け10日の安定した「夏山」はいずこへ・・・・
そうそう「富士山登山」はツアー会社に申し込みました。
3000m級の山は久しぶりなのでワクワクしている、3,776mへの体の準備はこれからです。

今朝、薪割りを残した丸太の山に先日生まれたばかりのカエルが遊んでいた。
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丸太上のアオガエル

2010年07月20日

猛暑・登山その1(炎天下の大力山トレーニング)

3連休の前日に夏風邪らしい症状が出て
連休初日はひたすら汗をかきながら横になっていた。
2日目は朝から自治会の共同作業で公園付近の草刈・・・・
調整池の中(普段はほぼ空っぽですが・・・)で「ガマの穂」を見つけて持ち帰る。
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まるで「ホットドック」のようなガマの穂

まだ体調は全快していないけれども約束していたので
共同作業が終わったあとで「大力山」トレーニング、
「富士山」をご一緒するH氏が山装備を新調したのでその靴と衣類の馴らし歩行
といった目的だったが、とにかく暑い・・・

同行する友人を迎えに行ったS氏を残して
まずは2人だったのでペースを落として最初のチェックポイント(神社)が
6分30秒、もともとタイムは諦めていたのだったがまあまあかな・・
途中で給水タイムを設けたりと「熱中症」にも気を使ったのだが
頂上直下、最後のダラダラ歩きの頃に気分が悪くなって身体がダルイ・・・
そんなに飛ばしたこともなかったし、水分もかなり補給したのにと訝るが
なんとか頂上に着いてホットした。
休憩舎の下で寛ぐとで風が吹いて涼しい、この場所を動きたくないと
2人でシャツを脱いでリラックスしてしまった。
これでは翌日の「クロハゲ」は辛いだろうなと考えてしまう。

さて一休みした頃に後続のS氏が到着、
同行したのは今回が「大力山」初デビューのHIRO氏である。
以前(まだ月に1度は上京していて、薄い髪に気を使っていた頃)にお世話になっていた
バーバーの主で、S氏の知り合いでもあった彼である。
気温が高い上に初めての「大力山」詣でけっこうなタイムで登頂!!

ご無沙汰の挨拶をしたり新調したグッズなどを紹介しながら美味い珈琲を飲む、
梅雨明けの早々の山が「大力山」とはめでたい事である。
先発組2人は一足先に下山に取り掛かる、下界は暑そうだ・・・・。

猛暑・登山その2(大力山・遊歩道祭り:大滝コース)

いつもの事であるが目覚ましタイマーをセットした数分前に目覚める。
前夜も暑さと風邪の後遺症からか不調で睡眠不足・・・
それでも5:00に朝食を食べて、装備を最終チェック
500ccの水を凍らせたペットボトル、水満タンの1Lのペットボトル、
やはり凍らせた350mLの缶ビール、塩をまぶした胡瓜2本、フレーバー・カップの丸パン2ケ、
雨具と着替え、タオル3本・・・
そのほとんどが水分と食料であるが、真夏の山はこれが大事だなと思う。

5:30にS氏と集合場所まで徒歩で移動、
今回の「大滝コース」は「クロハゲ」まで突き上げる「大池川」の沢コースであるが、
林道が整備されていて最終の堰堤までは森林組合の先達たちが軽トラで送ってくれた。
今年は雨の心配はないが、刈り払ったばかりの仕事道は朝露に濡れていた。
先導は若手ホープH君が快適に飛ばして3番手の小生はだいぶ遅れてしまう、
それでもワラビを採ることやアブラコゴミなども採取して気分転換。

沢登りは豪快に流れる水音がいかにも涼しそうである。
その飛沫を直に浴びる「シャワー・クライミング」が若者達に流行っているそうだが
若い頃と違い最近では地下足袋・ワラジで沢に入ることすら躊躇してしまう。
ザイルもカラビナも屋根に登る時だけだ・・・・

1時間ほどで沢の源頭部にある平坦な場所で小休止、
広葉樹の大木が林立し、いかにも原生林といった趣がある場所である。
ここから急斜面を一気に登ると「クロハゲ」に至る尾根道に出るのだが
この尾根道がすこぶるいい感じで、綺麗に刈り払われているのが印象的、
半夏生の「刈り払い」作業で苦労した組合の人たちに感謝!!

出発してから2時間弱で「クロハゲ」山頂に着いてしまい、
各自が大休止のスタイルに突入した。
他のコースから来るメンバーを待っていたのだが、あまりに早く着いたので
手持ち無沙汰でリーダーに断って「大力山」まで早めに下ることにする。
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オオカメノキの実

本コース屈指の痩せ尾根には「コメツツジ」が可憐な白い花を咲きほこり
遠くには八海山の胸壁が迫って見えていて爽快な尾根歩きである。
太陽が高くなったせいか先日刈ったばかりの木々の枝の類が乾いて
独特の香ばしい匂いを登山道に撒き散らせていた。
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八海山遠望

城山への縦走路を分けて最後の登り返しをフウフウ云って登り終えると
「大力山」の休憩舎が目の前に飛び込んできた。
これで本日のコースはほぼ終了したことになる。
氷がわりに入れてきた、まだ完全に溶けていない缶ビールを開けて乾杯!
(普段の山は行動中では一切アルコールは摂らないのだが、今日は特別)
S氏の淹れてくれた珈琲を飲みながら丸パンをちぎり、他のメンバーの到着を待つ。

休憩舎が満員になると困るのでS氏と小生は早めに下山することにして
通い慣れた「大力山」の登山道を駆け下りた。
正午近くから開催された「反省会」ではビールが乾いた砂丘に吸い込まれる如く
体中に染み込んでいったのは誇張ではない。

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クロハゲから魚沼市街地パノラマ

2010年07月24日

大暑・立山に遊ぶ

富士山登山を控え、どうしても3000m級の山を歩いてみたい、
そして5時間以上の連続した歩行も試してみたいという考えも念頭にあった。
水曜日に地図を見て「白馬」の大雪渓を登るか、「立山」を富山側から登るか
いずれかにしようと熟考した結果「立山」に決めた。
車でのアプローチの利便さ、3000m級を縦走するコースを考えたら
魚沼から立山は意外と近くて3時間で立山ケーブルの駅に立つことができた。
3:30、深夜割引が有効なうちにゲートを通過して、ひたすらに北陸道を南下、
立山ICではややガスが深いものの北アルプスの麓に降り立ったという
身が引き締まる思いで身震いし、ケーブル駅に急ぐ。

ケーブル駅近くの無料駐車場はほぼ満車状態だが、何とか空きを見つけたし
尚且つ運よく臨時の便に乗ることができたので室堂には予定より30分前に到着。
8:20団体客が出発する前にと「一ノ越」へ一歩を踏み出すが
短パン、半袖Tシャツは小生くらいで後は防寒具を羽織った人や長袖、長パンの人が
ほとんどである。(もっとも気温が20度以下で風が強かったから・・・)
もともと持参した長袖は防寒用のフリースともしもの着替えシャツだけなので
行動中は半袖だけで十分であると考えての服装であり、
ワコールのCWXはそれなりに暖かいのでその上に短パンで夏山の歩行には適宜かと思った。

室堂からアイドリングを兼ねた40分は順調で、さほど汗もかかずに「一ノ越」に到着、
カメラを封印してザックに入れておいたがここで出し、タスキに掛けて雄山へ向かう。
かなりの急斜面で足元も岩と小石交じりのガレ場歩きであるが16度の気温と
室堂から吹き上げてくる風が快くてグイグイと体を高みへ持ち上げてゆく。
室堂平が約2500m、「一ノ越」が2706m、雄山が2991mであるから2時間弱で
400mの高さに達するわけで、不安だった心肺機能には異常はなく、予定よりもやや早く
10:00に「雄山」に到着したのだが雄山神社はさらに11mほど高い場所に祭られていて
さかんに祝詞を読む声が聞こえるところを見ると信仰に篤い人達が多いということだろう。
小休止でザックを下ろして水などを含んでからいよいよ縦走路へと突入。

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一ノ越しから浄土山

大汝山が今回の縦走の最高点で3015mである、やがて富士ノ折立を超えるころには
ガスが晴れてきて360度のパノラマ風景を楽しみながら歩くことが出来た。
真砂岳、別山と続く縦走路の遥かかなたに「剣岳」の穂先が見え隠れしてしてくる。
「富士ノ折立」から「内蔵助谷」源頭のコルまでは一気に150mの下降、
それでも左手に「室堂平」の残雪の残る風景や右手に広がる黒部渓谷の奥に連なる山々が
目を和ませてくれるので気分よく歩いた。

コル手前の見晴らしの良い場所で大休止を取ることにして、
昼食用にと持参したイナリ寿司を2ケ、海苔巻を2ケを麦茶で流し込んだ。
運転しながら食べたおにぎり1ケと高原バスで食べたブドウパン1枚が朝食だから
多くの食料を用意したわりに食欲が出ないのは不思議だ。
疲労感を感じないのは出発直前に飲んだ「アミノ・バイタル」が良かったのかもしれないし
それが空腹感をマヒさせる事にも役立ったのか、それとも最近は胃袋が小さくなったのかな?

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真砂岳から富士ノ折立方面を振り返る

内蔵助谷コルからは真砂岳を目指してまずは登り返えすのだが、
心配したほどの距離ではなくむしろ真砂岳からさらに下降して別山への登りが長いのだが
不思議と落ち着いて登れたのはほとんど人がいないこともあろう。
前後に他の人がいるとペースが乱れたりするが、人が居なければ自分ノペースで
悠々と歩いて、花などを愛でたりすることができるから疲労感も出てこないのだろう。

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縦走路から室堂平、右手は大日岳
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縦走路から室堂平(地獄谷)


真砂岳の山頂からやや外れたところに見える「内蔵助小屋」は縦走路から外れ、
雪渓にほど近く、黒部渓谷に面したロケーションにあることから
恐らく山好きな人たちには好みの小屋であろう。
また来ることがあったらぜひ泊まってみたい小屋でもある。

最後の大きな登りになるであろう「別山」への急斜面も淡々と歩いて
「剣岳」がガスから顔を出した雄大な姿をみたときは思わずタメ息が出た。
三ノ窓、小窓、源次郎尾根・・・・
20数年前に扇沢から入山し、剣沢にテントを張った後に偵察がてら剣岳頂上往復を企て
カニの横ばいを通過した時点で湧き上がったような風雪によって撤退、
避難小屋でビバークまで考えたが防寒装備が無いためにベーステントまで
積雪でマークが確認できないまま彷徨しつつ強引に下った。
翌日は40cmの積雪にテントが埋まり「岩登り」どころではなく泣く泣く
テント撤収、剣御前小屋まで登り返したら晴れてきたのにはあきれた。
10月10日の安定していたはずの秋山だった・・・・

今回の縦走路の最後のチェックポイントである剣御前小屋が見えているし
その右下には雪渓を挟んで剣沢小屋の姿も確認できた。
あとほんの少しで3000m級の縦走路は終わるわけで
時間も余裕があるし、体力にもまだ余力が残っている。
若いときならば夏山の行動時間は8,9時間でも平気であろうが
齢60を過ぎた爺さんは無理をしてはいけない。
早め、早めに行動を起こして別山から剣御前小屋をめざした。

剣御前からは雷鳥沢を一気に下るのだが、膝の調子も良くて
花などをカメラに収めながら快調に歩いているのだが
これから登ってくる人たちはからは照りつける陽射しによる
気温の上昇に閉口している様子が伺われる。
午後からの登りは大変だなと思う。
雷鳥沢の露営場付近は綺麗に整地され10張ほどのテントが張ってあった。
すぐ脇の雪渓ではスキーに興じる姿もみられ、渓谷には雪解け水が
涼しげな音をたてて流れていた。
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雷鳥沢から剣御前方面

雷鳥沢ヒュッテにて地獄谷から引いた「掛け流し・天然温泉」を楽しみながら
ひとりぼっちの風呂をのんびりと山々の姿を見ながら過ごした。
着替えたあとにここからバスセンターまではまだ1時間ほどの登りが待っている。
それでも汗はかかずに快い風に体をゆだねて歩いた。

室堂清水を空いたボトルに詰め替えする間にバスの発車案内があり
そそくさと車内の人となった。
今夜は山中で泊まることも考えたが富山市内のホテルに泊まり
美味いビールを飲む誘惑には勝てずに下山の途についた。
下界が近づくと腕時計の温度計がどんどん上昇してゆく・・・・

2010年07月26日

立山・花の写真

普段の山ではカメラを首に下げて歩くことはあまりないのだが
やはり花の季節には自分だけが楽しむだけではなく
このブログを見て頂く山恋いの人たちへのささやかな酷暑お見舞いの
気持ちをこめて撮ってみました。

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ウラシマツツジ(雄山付近)

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イワウメ(雄山付近)

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イワツメクサ(雄山付近)

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ハクサンイチゲ(富士の折立付近)

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イワギキョウ(縦走路)

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ミヤマキンバイ(縦走路)

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シオガマ(雷鳥沢)

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チングルマ(雷鳥沢)

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ミヤマキンポウゲ(雷鳥沢)

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チングルマ(雷鳥沢)

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ミヤマダイコンソウ(雷鳥沢)

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ミヤマダイコンソウ(雷鳥沢)

2010年07月30日

異常な気候

延び放題にしていた「サルナシ」の葉が黄変してきた。
恐らく根からの水分補給と新しい蔓の成長バランスがとれなくなったのだろう。
畑は雑草だけが元気で土にヒビが入り始めている・・・。
梅雨明けしてから昨日まで雨らしい雨が降らなかったせいであろうが
こんな夏は初めてだなぁ・・・・
多分、これからは毎年が異常な高温とゲリラ豪雨の夏が来るのだろう。
新潟県でも標高1800m以上でないと積雪がゼロだったりすると
完全に水不足になって、魚沼コシの良質な条件がそろわずに・・・・

畑のバレイショは全滅(茎と葉だけが成長して肝心のイモはほとんど付いていない・・)
だがトマトは順調で2本しかないのに毎日食べる分くらいは採れているし
ハバネロ、ハラペーニョなどはこれからの成長だけども、これも順調。
やや遅く植えたニガウリはようやく蔓を伸ばし始めた状況で
盛夏に「ゴーヤ・チャンプル」を食べる夢は消えたか・・・

明日で7月も終わりなわけで、来週末には早くも立秋が来るのだ。
寝苦しい夜もうんざりで、明日はつらい登りが待っている山に出かける。
果たして体がもつかなぁ・・・

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