5:00には目覚めて出発の準備、
6:30の朝食時間を待ちきれないほど充実した体調。
朝から「豆乳鍋」などを頂いてごはんも2杯食べてしまった。
車は「とうせん」の駐車場に停めておいてもらうことになったので
バス停までの数分の距離をザックを肩に歩いた。
バスは2名の先同者が居たのみで高度を上げて「笹ヶ峰」に向かう。
下草を綺麗に刈り払った杉林、高度が増すたびに色付きが濃くなる広葉樹、
放牧場の白樺に絡みつく蔓性植物の赤く染まった風景が通り過ぎた。
駐車場には20台ほどの乗用車が停まっていて平日だというのに驚く。
立派なゲートを潜っていよいよ登山が開始された。
黒沢橋まではゆるやかな登りで程よい汗をかくほどの距離、
橋のたもとでザックを下ろして何時もの半袖Tシャツ1枚になった。
山中は新鮮な飲料水が入手できないとの事でここが最後の水場、
清冽な山の水を飲んでから出発する。
「十二曲」と称される急登は幾度かつづれ折りを繰り返したら
難なく通過して見晴らしの良い尾根に出てしまう。
むしろ、この尾根道でグイグイと高度を稼いだようだ。
右手から迫った尾根とのコルが急登の終わりで、平坦に近い
高谷池ヒュッテまでの横歩きが始まった。

富士見平付近
高谷池ヒュッテの三角屋根が視界に入ると同時に「火打山」と「焼山」の姿が
その背後に聳え立つのが見えた。
小屋前のテーブルにザックを降ろして早めの昼食準備、
レーズンパンと玉子スープ、珈琲の軽い食事を終えてザックをデポしてから
「天狗の庭」を経由して「火打山」に向かう。
木道や大きな石の上を歩いて幾つかの池糖が散らばった湿地帯を越えると
右側の尾根から頂上に向かう登山道が始まる。

火打山

天狗の庭付近
水とウィンドヤッケの入った袋、カメラだけの軽装だから歩みが速いので
あっけなく頂上に到着した、しかしガスが取れない為に視界は良くない。
しばらく滞在したが諦めて下山、再び高谷池ヒュッテでザックをピックアップして
今夜の宿泊場所「黒沢池ヒュッテ」に向かうことになる。
高谷池ヒュッテは妙高市が経営する小屋でけっこうな人気がある。
翌日に妙高山に登るにはなるべく近い小屋ということで「黒沢池ヒュッテ」に
停まることにしたが、いずれにしても自炊の予定だから小屋の混雑だけが気になる。
茶臼までは少しばかり登りだが後は横歩きで妙高山が迫ってきた頃に
黒沢池ヒュッテが建つ湿地帯まで一気に下ろされる。
高谷池。黒沢池のいずれの小屋も湿地帯の傍らに建つロケーションで
ゆっくり滞在もいいかもしれない。
さて黒沢池ヒュッテの水は煮沸すれば調理用であれば問題なしと確認でき、
チェックインを済ませた後に屋外のテーブルで小屋で買ったビール、
持参した沖縄・泡盛で大宴会となる。
毛糸の帽子、セーターにフリースジャケットで完全防寒して暮れなずむ紅葉風景を
愛でながら至福の時間が過ぎてゆく。
夜は19:30消灯、ストーブが灯された屋内は暖かく布団もフカフカ。
横になったらすぐに眠りに落ちた、多分19:00頃に・・・・。