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2008年05月 アーカイブ

2008年05月02日

幻の湖沼群

何度か誘われていたがスケジュールが合わなくて訪問できなかった
只見にある「沼の平」へ出かける機会を得た。
R252が冬季閉鎖から開放されて魚沼から只見町へと容易に
抜けられる時期がやってきたのと雪解けの具合を見ての出発であった。

早朝に5人の山人は1台の車に同乗してひたすらに新潟と福島の県境へ、
昨年の同時期に「鬼ケ面」を登ったのと同じルートで走るが
今回のほうがあきらかに暖かいし、雪も少ない。

田子倉ダムサイトから只見の町にかけては桜が満開で
なんともいえない風景であった。
今年は3月末の東京の桜から始まって5月初旬まで2ケ月間も
いろんな桜を楽しませてもらったわけだ。

叶津の集落を抜けて会津側からの「浅草岳」登山口の先に
車を停めてすぐに尾根に取り付いて「山神の杉」まで小1時間
前半は落葉が敷き詰められた旧街道を歩き、
途中からは雪が張り付いた斜面をトラバース気味に進む。

いよいよ「山神の杉」から浅草岳への登山道と別れて
うっそうとしたブナの古木が聳え立つ樹林帯を歩く。
久しぶりの雪原歩きに新調したスパイク長靴が小気味よく
よくよく自分は「雪上歩き」がすきなのだなと確信。

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<<山神の杉)>>

一番の難所である川の渡渉、雪解け水がゴウゴウと流れる
渓谷の一番流れが緩く、浅い場所を探してなんとか渡りきる。
(当日は長靴必須でザイルも持参していたが・・・)

渓谷から10mほどの河岸に上がると最初の湖沼が現れるが、
なんとカモの生息地になっているらしく威嚇される。
まだ新緑には少しばかり早いらしく肌寒い感じの風景だが
林立する大木はコケむしたブナが多く手付かずの古代を感じた。

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<<湖面に映る残雪の山)>>

幾つかの湖沼を巡ったが、まだ雪の下に眠ったものも多く
五色沼に匹敵する碧の沼にはお目にかかれなかった。
気温は高く、雪面を渡ってくる風が心地よい。

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<<溶け始めた湖面の雪)>>


大きな沼の辺でT夫人の心尽くしのお弁当を食べながらゆるゆると過ごす。
帰りは川に倒れたブナの大木を橋がわりにして急流を渡り
川の増水を予測した午後には「山神の杉」に到着していた。

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<<巨木群と湖沼)>>

下界への下りは標高が下がる毎に気温の上昇を感じて
まるで夏山のような錯覚を覚える。
予定よりはかなり早く行動を終えて帰りは田子倉ダムサイトや
県境の峠で桜を愛でながらの帰途であった。

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<<残雪・新緑・桜)>>

2008年05月06日

GW・雨上がりの快晴

連日続いた夏のような高温と乾燥した空気を洗い流すように
小気味よい雨が降った翌朝は爽やかな、いかにも5月といった天気になる。
予定通り朝から薪運びをやってノド元にひっかかった積み残し作業を終えたら
東京から来ていた山仲間と里山に登ることになった。

20080506_8kaisan2.JPG

<<朝日に輝く雨上がりの八海山)>>


いつものように思いつきの散策であって、パンと珈琲だけの昼食のつもりであったが
お弁当の差し入れがあって豪華なピクニックになってしまった。
なんと今年初めての「短パン登山」(もっとも下にはワコールのタイツを履いている)
空気はやや冷気を含んでいたが最初から半袖でスタートした
15分ほど歩くと汗が流れ落ちてそれが快感に変る、
後続メンバーが居たのでややペースダウンするも結局は35分ほどで頂上着。

20080506_tutuji2.JPG

<<新緑・ツツジ・魚沼の里)>>


途中で3人の登山客とすれ違い、頂上では知合いの消防署員と出会う。
彼は当直明けであまりの爽やかさに登り始めたとのことで
われ等と同じような動機で(つまり美味しいお昼を山頂で・・・)
しばし世間話で後続を待つ。

珈琲はすでにミルで粉を挽いてきたから湯を沸かして点てる。
お弁当を食べたあとにデ-ニッシュを珈琲で頂くが
なんとも不思議な食事メニューであった。

休憩舎の日陰では爽やかな、(やや涼しい)日の当るベンチでは暑いほどの
絶好の天候の下で遠くに見える八海山や中、駒などを愛でて
ゆっくりと下山にかかる。
これにて今年のGWも美しい終わり方することができた。

20080506_buna2.JPG

<<ブナの新緑と木漏れ日)>>

2008年05月07日

春から初夏への移ろい

昨夜、生家に帰っていた友人から孟宗竹のタケノコを頂いた。
彼女は小中校と一緒だったが一足先に魚沼で働き、魚沼に嫁いだのだが
下越にある生家には梅や柿の木が沢山あって、その季節になるとその果実、
(今の季節はタケノコ)を頂くことが多い。

さっそくヌカと鷹の爪を入れた大鍋で湯がいて冷ましてある。
今夜は先端の刺身、ワカメとの炊き合わせで一杯飲もう・・・。
硬い部分は「タケノコご版」もいいかもしれないな・・・・。

こごみ、木の芽、ウルイ、シオデ、ウド、タラの芽と旬の山菜は
概ね初物をありがたく食したので、
これからはワラビやフキの季節になり、やがて姫竹が出始める。

先日、地元の人と話していたら数種類の草木を除いては
美味かどうかを別にするとほとんどの若芽は食べられるということで
クマなどは冬眠明けにいろんな新芽をむさぼり食って消化器管の中を浄化する
のだという話をしていた。

世界規模の食料難である、やがて穀物のみに頼る食卓を見直す時期が
早晩やってくるのではないかと予測できる。
耕作放棄された水田や畑を見ると無策だった政治に腹がたつ、
食料自給率が満足できなくて豊な国つくりなどできまい・・・・。

小生も当分は野草を食べて消化器系を洗浄しようと思っている。

2008年05月15日

雨上がりの大力山

先週末に東京からの山仲間がやってきて
権現堂山登山を予定していたがあまりの雨で中止して
小雨になった時をみはからって大力山に登った。

久しぶりに雨具を着込んで歩いたら気温が低かったわりに
グッショリと汗をかいてしまった。
前日の宴会でお酒を飲みすぎたわけでもないが
普段から半袖で登っているせいか通気性が悪いと汗をかく。

雨だったのでスパイク長靴で登り、途中で数本のタケノコを採る、
今年最初の収穫だったが時期的にはやや早い出始めだ。
その前日にはワラビも収穫があってアクぬきをしたり
調理加工などをして翌日からの東京出張に持参する
土産つくりに精をだした。

GW後は低温で雨の日が多くなっている、
2000mを越える山では雪が降った様である。
まあ例年であれば5月中の山は降雪も不思議ではないわけだが
気温の変動が激しいのも「地球温暖化」の影響か?
日本海では「サワラ」が異常に獲れているとか、
高級魚だから庶民のスーパーに並ぶことはないかもしれぬが
海水温の上昇で魚の捕獲も様変わりしてきたのだろう。

最近は山菜も根こそぎ採ったり、2番芽を掻いたりして
山は無残な姿になっている。
自分勝手な人が増えたのだろうか・・・・。

2008年05月16日

早朝里山散歩

5:00前に熾きたら予報どおり快晴のきざし、
ゆっくりと新聞を読み、朝食を食べた後に里山に出かける。
山道は朝露に濡れていたが空気は乾いている、
鳥の鳴き声がうるさいほどのなかを歩く。
散歩の2番目の目的は「タケノコ」探しであるが
すでに採られた跡があったものの「雨後のタケノコ」の諺どおり
10本ほど形の良いものが採れた。”早起きは三文の得”

このところ歩いているせいか頂上では呼吸も乱れていない、
水を一杯飲んで朝日にキラキラと輝く水田風景をみながら下山。
途中にて見事な「タニウコギ」の花が迎えてくれた。

ブナ林の緑もすっかり濃くなっていよいよ初夏らしい雰囲気である。

20080516_buna.JPG
<<一本杉のブナ林)>

20080516_taniukogi.JPG
<<タニウコギ)>

20080516_kosiabura.JPG
<<無残なコシアブラ)>

2008年05月21日

晴耕雨読

GW後は気温の変化が著しかったがここのところようやく落ち着いて、
ついに薪ストーブに火は入れなくなった。

大力山詣は爽やかな晴れたお昼前にパンと珈琲を持って登り
気温も高くなく体調がよかったせいか新記録更新となった。
33分の壁をなんなく破ることができたわけで
もうすぐ32分も指先にかかった感じがする。
タケノコ採りの人たちが数人居て山頂付近は賑わっていたので
昼食後にせっかくだからと竹やぶに入って2,30本ほど採取する。

雨の日は気温が20度以下に下がるがストーブを焚くほどでもなく
暖かい珈琲を飲みながらデスクワークをする。
窓の外、雨に濡れた緑は濃さをいっそうと増している。

晴れた某日、長野県・佐久までインターネットで入手した
中古の「薪割り機」の受け取りに出かけた。
最近「庚申塔」探しに凝っているY画伯の運転する軽トラックに乗って
まずは数百体の石仏があるという上田市に近い寺を探す。
霊気漂うその一帯は鳥肌が立ったので早々に退出、
画伯は頭痛に襲われたのに関らず、撮影を続行
小生は境内の陽だまりで猫と戯れる。
果たして猫は霊界の番人?

チャンスを窺っていた我が家の「ログハウス・外壁塗装」を始めた。
友人がプロ並みの手際で足場を2、3時間で設営(小生も手伝う)
今日から汚れ落としをして塗料が届き次第「ペンキ屋」になる。

この時期、晴れたら外業、降ったら内業となる。
野外で作業して流す汗は心地よいし
雨の日の読書はまたゆっくりと落ち着いてページを捲るスピードがあがる。

20080521_log2.JPG
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<<足場を組んだ我が家)>>

2008年05月24日

鳶(足場職人)あるいはペインター

この数日は晴れた日が続いて作業がはかどっている。
大工仕事に限らず何事も「段取りX分で・・・」なのだが
今回のログ壁の塗装も同じようなもので段取りの工程は多い。
まずは足場を組む事から始まって
タワシで表面の汚れをこそぎ落とし
エアガンでの表面清掃、
ログの丸太が割れた場所にシーリングバックアップ材を埋めむ、
その上からシリコンシーリング剤でコーキング処理

ここでようやく1回目の塗装が始まるが
軒下などを塗るときには液ダレがそのまま握った手に染み込むし。
場所によって手が届かぬ場所も発生する。
なかなか計算通りにはゆかないもの・・・。

足場の延長には単管とジョイントを使って木の板を渡したりする。
痛んだ(紫外線や風雨で)所は塗料の染み込みが早く
木肌自体が痩せていたので驚いた。
紫外線とは恐ろしいものだ。

窓の部分も「木製サッシ」で素材が異なるせいかログ本体よりも
痛みがひどく3回塗りになってしまう。
まあなんだかんだで東側は終了、南側は1回目の塗装終了で雨の為に
日曜日は休みとなった。

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ナチュラルからダーク・オークに換えた壁色

2008年05月28日

果実収穫の季節

今年はいろんな果実が豊作だ。
まずは「さくらんぼ」、これはハス向かいの畑から収穫。
例年、雪に痛めつけられたり鳥に狙われていたが
今年は小生のほうが早かった。

グミの木にもかなりの実が育っているが、これも鳥との競合である。
イチゴは昨年植え替えた成果が出たのか小さな実が出始めた。
サルナシは2年目で、今のところ米粒大の幼実が多く付いている。

いずれも食料としてはこころもとないが、季節の珍味として楽しんでいる。
世界規模の食糧不足であるから大切な天からのめぐみである。

20080528_sakuranbo.JPG

やや小粒だが甘いサクランボ

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