出張帰りの友が須原の山小屋に泊まることになったので
土曜日は雨の切れ目を狙って大力山に登った。
彼の車には山の道具やスキーなどが常に搭載されている、
天候と都合さえあえば出張先やその経路で山に登ったりスキーを楽しんだりして
うらやましい生活を送っている。
大力山にはお互いにスパイク長靴とストックのみで登ったが
8合目までは雪がほとんど消えてしまっていた。
咲き始めた「ショウジョウバカマ」や「イワウチワ」などを
愛でながら登ったがさすがに冬型の気圧配置で気温は低い。

<<ガスの中、まだ残っている雪の上を下山>>
頂上では遅い昼食を食べて早々に下山、
「駒見温泉」で汗を流したあとはNシェフに無理を言って山小屋へ
テイクアウトした「ピッザ(マルガリータ)」でビールを飲んだ。
暮れなずむ須原の残雪風景のなかで冬毛が抜け始めたキツネを見たが
この付近でのキツネの姿を見たのは初めてであった。
太い尻尾をゆらゆらとさせて荒廃した水田跡に消えた。
潤沢な薪のおかげで夜はストーブの前で燃え上がる炎を見ながら
グラスを傾けた、至極のひとときである。
明けて翌日はハッキリしない天気に「権現堂」登山は諦めて
桜前線の様子を見にドライブする事にした。
小千谷から長岡にむかうR351では川端に咲く桜に出会い、
カメラを構えて写しまくった。

<<小千谷から長岡に向かう途中の桜スポット>>
当面の目標は「分水の花魁道中」で有名な桜並木を目指したのだが
なかなかその場所が確定できなかった。
「分水駅」を過ぎたあたりから日本海にむかう途中に桜並木は2ケ所に分かれており
いずれも老木が多くて、桜が散る前にすでに葉が出始めていた。
桜としてはR351のほうが豪華である。
道路端に車を停めて写真を撮るが、ここは「花魁道中」行列などのロケーションとして
似合っていても桜の木はやや手入れが悪くてかわいそう・・・。
再び日本海に向かいシーサイドラインの入口にあった桜が咲く公園で昼食とした。

<<分水の桜並木>>

<<幹に咲いた桜>>
朝食の残りで作った「おにぎり」とおしんこ、カップ麺のささやかな「お花見弁当」、
海から吹き付けるやや冷たい風にガスストーブでの湯が沸きつらく寒かったが
リンゴのデザートや挽きたての豆から点てた珈琲で楽しんだ。

<<新調した携帯用珈琲ミルと山用のドリップ器具>>
桜前線は小千谷の手前で足踏みをしているようだ、
この魚沼の地にはこの数日中に咲き始めるだろう。
今度はゆっくりとお花見かな・・・・・