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2008年01月 アーカイブ

2008年01月09日

長引く気管支炎

年末から患った「気管支炎」が治らない。
熱も無く喉も痛くはないのだが就寝時や朝方に
咳が出ると呼吸困難になるほどの回数が増えてきたし
昼間も時折咳き込むようになったので
昨日ようやく医院に出かけて治療をうけてきた。

あまり病気などしないし薬に依存する経験がなかったが
自然の治癒力にはどうも限界があるらしく
加齢と共に衰えた体力や抵抗力を改めて確認することになった。

気管拡張の薬や抗菌用の抗生薬など数種類の投薬を終えて
一晩寝たらだいぶ発作が治まったような気がする。
もう数日養生して体力・気力の復帰に努めたい。

若い頃から呼吸器系に弱点のある体であったが
意外に脆い気管支である。

2008年01月15日

賽の神

また今年も「賽の神」を無事に終えました。
秋の「江ざらい」の時に刈り取ったススキと製材所から貰った端材で
組み上げた塔に10:00、火が放たれてあっという間に燃え上がる姿に
「燃えすぎだから来年は杉の葉などを入れてもっと燻そうよ」などの声があがった。
確かに乾燥したカヤや端材は良く燃える。

燃え尽きた熾き火にスルメやもちなどを焼いたり
一升瓶からお神酒を注いでもらって新しい年の息災を祈ったひと時でした。

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燃え上がる「賽の神」

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熾き火で焼くスルメ

2008年01月23日

大寒と「吹雪物語」

大寒の時期に太陽が顔を出している。
なんとも不思議な感じだが、まさに暖冬小雪である。

気管支喘息もなんとか小康状態を保っているのだが
早めに床につく習慣を続けている。
そんな夜長の楽しみは読書であって、買い溜めた本を順番に
紐解いている。
数日前からは坂口安吾の「吹雪物語」、
評論にも書いてあったが実に纏まりの無い長編小説である。
まあ、舞台が新潟市の古町であることや題名が「吹雪物語」といった
なにやらロマンチックなイメージから手を出したが、
いやいや大変な内容で登場人物のプロフィール紹介だけで
数ページを費やして難解な哲学的精神構造を説明している。
現代小説であったらたぶん数行で済ますであろう・・・・・。

それでも無頼派と云われた作家であるし少なくとも新潟市出身の作家である。
彼の青春期を背景に読めば概ね納得する部分があるも、
反面その壊れかけた精神的な内面が伺われる部分がそこここに見られ
苦労してなんとか完読。

現在の新潟市は古町付近にあった掘割を全て埋め立てて
この舞台になった「柳都・新潟」のイメ-ジはわずかに残った
街路樹となった「枝垂れ柳」がところどころに見受けられるだけである。

さて坂口安吾は湊町・新潟市をかなり辛辣なイメージで紹介している。
荒涼たる冬の風景、吹き殴る吹雪の季節であればしょうがないが、
その冬から春への美しい季節の移行に関しては書かれていない。
まあ、昭和11年から13年の間に書かれたとされているから
その頃の気候や街の風景はそうなのかもしれないが
なにしろモノクロ映画で冬の風景を延々と見せられている感じがする小説であった。
同じモノクロームでは三浦哲郎の「忍ぶ川」のほうが雪国の悲哀・人間愛が
描かれていて映画もなかなか良かった思い出がある。

坂口安吾の姉が嫁いでいた「松之山温泉」に彼の碑があった、
幾度か訪れている「兎口温泉」のすぐちかくでる。
彼の作品に「黒谷村」もここが舞台だといわれているが、
まだこの頃の作品は読める・・・・。

さあ、次は雪解けから初夏にかけての「萌え」がテーマの本でも読もう。

2008年01月25日

芥川賞・直木賞そして再び坂口安吾

久しぶりの前が見えなくなるほどの地吹雪、
例年の冬らしい天気にそわそわしている。
北からの強風に植木鉢が転がるほどの「暴風雪」であった。
そんな日の積雪は多くなくて雪温は低いから箒で掃けるほどで
テラスに吹き込んだ雪は竹箒で掃いてみた。
普段、雪が無い地域の人たちが雪が降ると箒で掃いたりするのを
TVニュース見て不思議に思っていたが、こんな感じで処理していたのかな?

さて消化不良に陥った「坂口安吾」だあったが、
所用の折に図書館に立寄って別の作品集を借りてきた。
有名な「白痴」を始め短編が数編集められたものだったが彼の思想は
全作品にしっかりと埋め込まれている。
男女の本能のついて赤裸々に激しく吐露しているのが全ての作品に見受けられたが
今度は無理やり咀嚼し飲み込んでみた。

毎月、「オール読物」「問題小説」を購読して10年以上になるが
この数年の傾向として女性作家が時代物を書くのが目立ってきたし
いろんな文学賞を女性作家が受賞する事も多くなった。
「平岩弓枝」の「御宿かわせみ」はあまりにも有名であるし
前回、郭話で直木賞を獲った「松井今朝子」を初め
「澤田ふじ子」「宇江佐真理」「北原亜以子」などがいい。
「山本一力」が書く江戸物はどの作品も同じような匂いを感じて
やや飽きてきたが女性作家は新鮮だ!

さて2007年下期は芥川・直木賞はいずれも女性が受賞した。
「桜庭一樹」は幾度か読んだが「川上未映子」は未だ無い。
ニュース以外のTVはほとんど観ないで読書にふける小生としては
たのしみなテーマが増えた。

2008年01月29日

屋根の雪おろし

数日続いた雪が止んで小康状態となった日曜日と
晴れ間が覗いた月曜日に2ケ所の屋根の雪を降ろした。
例年に比べたらさほどの積雪ではないけれども
気温が上昇して雪が締まってきたし、
次の寒気がどんな形でくるのか予想もできないので
できる時にやっておくのが鉄則なわけだ。

最近は自動落雪の屋根が多くなってきたが、古い家や
諸条件で自動落雪にできない屋根構造の家では
屋根に登って雪を下ろさねばならない。
(屋根を急勾配にして屋根素材を滑り易い塗装した鉄板を張るから
雪は数センチ積もれば滑って落下する方式)
屋根融雪の設備も灯油高騰のあおりでボイラーを使わずに
屋根に上がっている家が多くみられる昨今である。
(ボイラーで暖めた特殊な液体を屋根の下に通して巡回させ
屋根全体を暖めて融雪する方法)

さて日曜日は須原にある山小屋の様子を見に行ったのだが、
予想通り、自宅付近の2倍はある積雪に満を持して屋根にあがる。
山小屋の雪を一人で降ろすのは久しぶりであるが、雪質が軽くて
思った以上のペースで作業が進んだ。
それでも終わると全身が汗まみれで快い疲労感、
シャツ2枚がぐっしょりで脱いだらモウモウと湯気が立っていた。
乾いたシャツに着替えて水を飲んだらなんともいえない達成感が
全身を覆い始めて、まるで山を歩き終えた時のようであった。

さて翌月曜日は朝から青空が顔を出した暖かな日、
自宅の屋根は面積が山小屋の半分だし、晴れ上がった日は気分が良い。
ザイルで確保して快適に作業は進んだ。
20年以上前にそろえた岩登り用の装備がこんな形で役にたっている、
ザイルとカラビナを操作しながらスノーダンプで雪を落としてゆく作業も
かれこれ20年以上やっているのだな・・・・。
毎年、雪おろしの作業で屋根から滑落して亡くなる高齢者が多いから
事故があったらそろそろ自分もそんなニュースの対象になるのだなと注意して
1時間の野外作業を終えた。雪国の風物詩である作業なのだ。

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屋根の上でスノーダンプとザイル

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