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2007年10月 アーカイブ

2007年10月09日

秋は足早に

短パンとTシャツで過ごしていた残暑の日々から
一気に長袖のラグジャーと棉パンに衣装換えになってしまった。
この2週間ほどはスローライフに切り替えてから初めての多忙さで
天気がいいのに表にも出ずにパソコンの前でウンウン唸っていたが
それでも一瞬のスィートスポットを見つけて里山に「お昼」を食べに登った。

この時間帯ならば誰も居ないかなと思ったら登山口で
以前に残雪の雪山歩きをご一緒したM氏が仕事のついでに
登ってきたと着替えているのにバッタリと出合った。
(彼の仕事は高圧線の鉄塔保安が仕事である)

「クモの巣払いはしておいたよ」というのをありがたく聞いて
ようやく出て来た青空を仰ぎみながら歩き出した。
10分をすぎるとやはり汗がしたたり落ちてくる、
運動不足と不摂生の結果がてきめんで足取りが重い。
新潮した登山靴はこれで3回目なのでだいぶ馴染んできたし
天気は上々、気温も最適なのに体調だけが不調だ。

ベストタイムよりも5分遅れで山頂に着いてようやくホッとする。
まずは水をガブガブ飲んで一休み。
下界からは今夜行われる「震災復興記念コンサート」のリハーサル演奏が
風にのって聴こえるなかで赤とんぼが無数に舞っている。
テルモスから珈琲を注いで、「フレーバー・カップ製」の丸パンをちぎりながらの昼食である。

山々はなんとなく色付いたかな・・・と思わせるほどの広葉樹の低木、
カメラを片手に下山を開始して例年の秋の気配を嗅ぎ取ろうとするが
里山ではまだ少しばかり早そうだ。

適宜な雨と気温で「あまんだれ」が出そうな季節到来、
我が家の晩生の枝豆「におい早生」を収穫してその美味さに脱帽する。
ハバネロは知人・友人に分けたりいろんなものに漬けたりした。
二十日大根(赤蕪)はすでに3cmほど伸びて間引きせねばならない。

これから氷雨が降って、霙が野良仕事の手を苛めるまでに
やらねばならない仕事は多くあるが、
例年同じ事の繰り返しで夏が過ぎて冬が来て雪が解けるとまた
大好きな春なわけで、そして齢を重ねる。

さてさて今年の秋から冬はどんなものやら・・・・。

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色付いたナナカマド

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美味そうなナツハゼ
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蜘蛛と雲

2007年10月22日

山はもうすぐ冬

ほぼ1ケ月ほど大好きな山にもゆかずに仕事に明け暮れた。
そんな多忙さもようやく峠を越えたので、後輩が訪問した機会を利用して
銀山平でナメコを採取・販売する友の小屋を訪問した。
天気予報では15時から晴れる予想であったが、駒ケ岳や荒沢岳の山頂が
きれいにガスから顔を出すことはなかった。

午後だったので銀山平にむかうトンネルは帰りのバスや自家用車が多く、
銀山湖の船着場では遊覧船に乗る観光バスや自家用車だけが目立った。
この夏に単独の国立公園になった「尾瀬」への魚沼からの玄関口を
PRした効果があったのか、湖畔を半周して尾瀬へぬける道路では
かなりの自家用車が桧枝岐方面から押し寄せている。

友は奥さんと2人で採ったばかりのナメコを分類しながら
われ等を待っていたようで、到着すると出来たての「ナメコ汁」でもてなしてくれた。
濃厚な森林の香り、大きくて芳醇なナメコの食感が嬉しい。
四方山話に花が咲き、ついつい長居をしてしまった。
自家用、お土産用のナメコを買い、再訪を約束して紅葉撮影へと
尾瀬方面へ車を走らせた。

昔の野天風呂があった沢を過ぎたあたりが荒沢岳から伸びた稜線を
見事な紅葉が覆い尽くしたビューポイントがある。
黄色と赤のコントラスト、これで陽の光が当っていたら最高の絵になるのだが
やや残念な天候であった。

帰途は久しぶりに枝折峠を越えて時折ガスの中から雪を被った駒や荒沢の
姿を見ながら下界にむかった。
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初冠雪の荒沢遠望

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下荒沢

2007年10月26日

秋の味覚 アラ・カルト

仕事のピークを超えたのでやや精神的に楽になった。
そうなると里山に行くか、さもなければ食料あさりということで
久しぶりに100円朝市に出かける。

<<蕪>>
なんといっても柔らかく大きいからまずは未だ糠味噌を冬ごもり
させていないので1束買って玉は糠床へ、茎はサッと湯がいてから
細かく切ってジャコと油で炒めて常備食に。

<<野沢菜>>
本漬けにするにはまだ時期が早いので近隣の家庭では
「当座漬け」といって刻んでから浅漬けにするので
我が家でも2束求めて昆布、鷹の爪、沖縄の塩で漬け込む。

<<あまんだれ>>
なんと店頭にあの「あまんだれ」が並んでいた。
今年は一度もキノコ採りに行っていないからつい手が出てしまう。
これは足が早いので帰宅するとすぐに湯を沸かして下拵えする、
そうしないとどんどん黒くなって味わいがなくなってくる。
明日は「けんちん汁」かな。

<<カキノモト>>
別名「もってのほか」と云われる薄紫の食用菊だが、この時期から
初霜がおりる頃までが旬でもっぱら食卓には「カラシ和え」で出る。
ガクから花びらを取って沸騰した湯にお酢をすこしばかり入れて湯がき
冷水にさらすと薄紫から濃い紫に色が変わっていかにも美味そう。

<<ノドグロ>>
鮮魚コーナーで小さな「ノドグロ」を見つけて思わず立ち止まった。
尾頭付きでノドグロを食べた事のない小生としてはどうしても買いたい
新潟市で住んでいた頃に割烹で「時価」のメニューを見ていつも
悔しい思いをしたから今夜は一人一尾を食べよう。
これはショウガ、ゴボウを入れた出し汁で煮て食する予定。

<<小鯛>>
今の時期に「小鯛」?と思ったが春のものよりはやや大きめなので
価格と産地を見て思わず籠に入れた。
ウロコを取って塩をしてから焼き物かな・・・・

昨夜は十三夜を過ぎたというのに月は煌々と輝いていたが 
今夜は雨模様だ。
今年仕込んだビールもそれなりに出来上がったし、ビールの後は
温めの燗で玉風味でも飲むとしよう。

2007年10月29日

カメ虫大発生

久しぶりに好天が続いたある朝、家の周りの窓やドアに
「カメ虫」がびっしりと張り付いている。
この数年はあまりその姿をみないで安心していたがその数には驚いた。
我が家が木で出来ていることや周りに薪を積んでいることも起因しているのか?

「カメ虫」の発生と大雪の関連が云われていたりするが
気象庁の3ケ月予報では例年並の予報・・(あまりアテにならないけど)。
ネットでは「杉の実が豊作だと大発生」なる研究結果が発表されていたりする、
これも眉ツバもので・・・・因果関係は?である。

まあ、昔から「カメ虫」とは適当な距離で付き合ってきたが
今回は大変なアクシデントが3回続いた・・・。
大発生の当日(当然好天だったので洗濯日和)
大好きなラグジャーを洗濯物してハンガーのまま部屋に吊るしておいて翌日着込んだ。
なんか「カメ」の匂いがしてたがどこか部屋にでもいるのだろうと気にしなかったが
2、3時間後に腕あたりでゴソゴソとイヤな動き。
急いで脱いで裏返したら居ました大きいやつが、思わずベランダに出て指ではじき飛ばした。
翌日は今度、同日に洗濯した黒いTシャツに居たらしく
風呂上りに着替えたわけだから一晩「カメ」と同衾してしまった。
こいつはあまり動かずにいたがやはりかすかな異臭で翌朝発見、
あの日に干した洗濯物にはだいぶもぐり込んで冬眠準備をしたのか・・・・。

最後は極めつき、あまんだれを使った「けんちん汁」を食べている時に
その器の中に飛び込んできた。
臭いがしなければつまみ出して食べ続けたのだがやはり臭いが気になる。
もったいないけど美味そうな中身もろともシンクのダスターへ。
(須原の小屋ではよく鍋の中に飛び込んできたな・・・・)

その後は薪のなかに退避したのか姿は見なくなったが
薪ストーブを燃やし始めるとその薪に付いて屋内に侵入する。
ひと冬、「カメ虫」と付き合うのが恒例であるけれども、今年はずいぶんと
濃密な関係をもってしまった・・・・。
まあ、某防衛次官でもないし、某女子大教授でもないから「カメ虫」との
濃密な関係も笑止であるが「地球温暖化」の啓示であるならば
襟を正して清く正しいエコライフに邁進せねばなるまい。

2007年10月30日

珍味到来

行きつけの店で「鮎釣り名人」に出会った。
今シーズンの最初に2回ほど鮎を頂いたので礼を云ったら
店に預けてある木箱が冷凍庫から現われた。
中味はなんとまるまると太った「かじか」の素焼きを終えた個体が
5尾鰭を威風どうどうと広げて鎮座している。
驚いて見ていたら小生にあげると云う。

幼い頃は故郷の山の渓流で「縫い針」で作った手製のヤスで
石をめくりながら獲った思い出がある。
その後はここ魚沼の里に移り住んでから知人に貰ったりしたが
これほど化粧をほどこしたものは初めてである。

これを熱燗にほうり込んで日本酒がやや黄色くなったものを
ぐびりとやると「岩魚の骨酒」の数倍美味い。
見た目はグロテスクだが<所謂、陸封されたゴリかな>
「幻の魚」に相応しい風貌と味わいがある。

さて今夜はそのなかの1尾を賞味しよう。
「鮎釣り名人」殿、感謝!!

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木箱に鎮座する「かじか」

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