我が家がログハウスであることや周りに木々が多いせいか
春から秋にかけて「クモの巣」がいろんな場所に張られている。
ともすると朝起きて朝刊を取りにゆくと玄関先に張った巣に顔を突っ込んで
驚いてしまうが、場所によっては総じてそのままにしておく。
なぜなら「クモ」は他の虫を捕獲するからである。
初夏は「女郎クモ」が美しい「黒と黄」の横ストライプを誇示して
前を流れる川辺に多く張られているが、これは水辺を生活圏にしている
虫たちがもっぱら餌になっているようである。
畑の補助柵にも毎朝張ってあるが、これは畑に寄ってくる蝶や
ヤブ蚊なども対象にしているのか・・・・。
さて仕事をしている目の前でトンボが大きな巣にかかってしまった。
もがいていたら早速、別の場所で待機していた大きなクモ(多分オニグモ)が現われて
上手にトンボを糸で絡めて巣の隅に移動した。(貯蔵場所なのだろう)
まだトンボは生きているようだが、クモはその新鮮な体液を吸ったり
自分の卵を産み付けたりするという。
1時間後、クモは破損した巣を直している。
横糸は粘っているが縦糸はクモの移動する路になる為粘らない。
よくもそれを切り替えて糸を吐き出して補修するものだ。
小学生の時に夏休みの研究テーマで「クモ」の糸の長さを計って
統計値を表にして提出したことがあった。
残酷だったが、お尻から無理やりに糸を吐き出させてたと思う。
森羅万象、自然界のヒエラルキーはとりあえず守られているのだろう。
一応、その頂点にいるのが人類であるが
限りある資源を貪って破壊し、ゆるやかに自らの首をしめている。
温暖化や異常気象、造成した土地や道路の崩壊、
コンクリートで作られた川底を一直線に海に向かって流れる貴重な水、
一極集中の経済生活によって失われる耕作地、
輸入にしか頼れない日本のお粗末な農業行政、
来年の洞爺湖サミットで何が決まって、何が先送りされるのか?
心有る人類は注目すべきである。