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2007年09月 アーカイブ

2007年09月04日

自然界のヒエラルキー

我が家がログハウスであることや周りに木々が多いせいか
春から秋にかけて「クモの巣」がいろんな場所に張られている。
ともすると朝起きて朝刊を取りにゆくと玄関先に張った巣に顔を突っ込んで
驚いてしまうが、場所によっては総じてそのままにしておく。
なぜなら「クモ」は他の虫を捕獲するからである。

初夏は「女郎クモ」が美しい「黒と黄」の横ストライプを誇示して
前を流れる川辺に多く張られているが、これは水辺を生活圏にしている
虫たちがもっぱら餌になっているようである。

畑の補助柵にも毎朝張ってあるが、これは畑に寄ってくる蝶や
ヤブ蚊なども対象にしているのか・・・・。

さて仕事をしている目の前でトンボが大きな巣にかかってしまった。
もがいていたら早速、別の場所で待機していた大きなクモ(多分オニグモ)が現われて
上手にトンボを糸で絡めて巣の隅に移動した。(貯蔵場所なのだろう)
まだトンボは生きているようだが、クモはその新鮮な体液を吸ったり
自分の卵を産み付けたりするという。

1時間後、クモは破損した巣を直している。
横糸は粘っているが縦糸はクモの移動する路になる為粘らない。
よくもそれを切り替えて糸を吐き出して補修するものだ。

小学生の時に夏休みの研究テーマで「クモ」の糸の長さを計って
統計値を表にして提出したことがあった。
残酷だったが、お尻から無理やりに糸を吐き出させてたと思う。

森羅万象、自然界のヒエラルキーはとりあえず守られているのだろう。
一応、その頂点にいるのが人類であるが
限りある資源を貪って破壊し、ゆるやかに自らの首をしめている。

温暖化や異常気象、造成した土地や道路の崩壊、
コンクリートで作られた川底を一直線に海に向かって流れる貴重な水、
一極集中の経済生活によって失われる耕作地、
輸入にしか頼れない日本のお粗末な農業行政、
来年の洞爺湖サミットで何が決まって、何が先送りされるのか?
心有る人類は注目すべきである。

2007年09月07日

恐るべし「ハバネロ」

昨年は1本、今年は2本と「ハバネロ」の生育は順調だ。
すでに赤く熟した実を数個採取して1ケは醤油壜に漬けた。
今日はさらに2ケをオリーブオイルに漬け込んだ。
漬け込むときはかなり細く裁断するのであるが、その時にうっかりと
素手で触ってしまった。(ゴム手袋、ゴーグルが必須)
指先だし、すぐに水洗いしたから安心していたが夕方に風呂に入ったら
その指先が痛くなった。
恐らく指先に付着していたエキス(カプサイシン)がお湯で拡張した皮膚から進入したのだ。

「かぐら南蛮」「タイ唐辛子」「鷹の爪」と辛いものを育ててきたが
「ハバネロ」はすごい、調理していてその辛さにむせ返るのだから・・・。
完全装備で調理しないと大変なことになってしまう。
その手で汗を拭ったり、眼の付近を触ったらアウトである。

ただ、「ハバネロ」を数切れ入れて熱したオリーブにからめた
パスタの美味はなんともいえず、辛いけど風味があってクセになってしまう。
昨年から「ポン酢」「醤油」「オリーブオイル」に漬け込んでいろんな料理の
調味料として愛用していたが、今年はいよいよその集大成である。
これからの冬にむかいどんな料理と合うか研究するわけだ。
鍋、炒め物、ドレッシング、隠し味・・・・etc
「ハバネロ」恐ろしいけど美味い!!

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だいたい1本から30ケは採れる

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完熟したハバネロ、見るだけだと可愛い

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その隣には鷹の爪が天を向いてツンツンしている

2007年09月08日

蜘蛛の巣街道

台風一過、本来ならばスッキリと晴れ上がる予定が
雨雲の切れ端がひかかって湿度たっぷりの朝を迎えたが、
運動不足が続いていたこの3週間、満を持して里山にむかった。

当然、先行者はいないから「蜘蛛の巣」との戦いは覚悟していたが
これほどひどいとは・・・・。(数歩歩く度に蜘蛛の巣に出会う)
巣の張り具合からみると数日間は誰も歩いていない様子だ。
雨上がりの粘土質登山道を考慮して持参したストックで
巣を払いながら歩くが、油断すると顔にベッタリと巣かからまってくる。

夏から秋に向かう山での「蜘蛛の巣」との戦いは壮絶で、
先行者がいない場合は「露払い」ではなく「蜘蛛の巣払い」が
ひとつの苦役なわけだ。

案の定タイムは2分遅れで、汗の量が倍ほどしぼり出した様子。
ただただ冷たい水が美味しい。
10分ほど休憩して下山に取り掛かったが、栗の実が大きくなっていたり
コナラの実(ドングリ)が落ちていたり、キノコが生えていたりと
秋の気配がそこここに見受けられた。

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頂上の休憩舎に居たクワガタ(毎年、今の時期になると集まる)

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登山道の真中に生えていたキノコ

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「カシノナガキクイムシ」にやられたナラの大木、白い木クズが哀れ

2007年09月10日

自ビール在庫

手作りビールを造り始めてもう10年以上がたつ。
当時は愛好者も少なくて、幾度かの失敗を含めてかなりの」ビールを
醸造し、その延長線上に「ドブロク」醸造などもあった。

さて、あれから「地ビール」が解禁になっていろんな観光地で造り始めたが
最初はともかく、その後は味に新鮮味がなくて取り寄せてまで飲まなくなった。
自分のビールも造る時は真剣なのだが、飲む時には躊躇してしまう。
晩酌では結局、「第3のビール」で妥協してしまって、友人達が集まる時に
思い出したように倉庫から運び出したりしていた。

倉庫の掃除をしようとビールの20本入り函を運び出して整理した。
5年以上前のビンテージ物が150本ほどあった。
造り立てばかり飲んでしまって、余ったものを倉庫に運んだ結果である。
種類としては4種類ほどで、一般的なラガーやピルスナータイプは無く
エールタイプやストロベリー味のものが多かった。
そうそう7,8年前に豪州に旅行した折街のスーパーで購入したモルトで
造ったビールが40本ほどあった。(あんまり好みの味でなっかたのかな?)
それまでは英国のモルトを輸入した販売店から購入していた。
当時は「東急ハンズ」にも売っていたし、今ではネットで入手できるけど・・・。

今夜から在庫の1種類ずつを試飲して美味かったらどんどん自家消費し
不味かったら捨てるしかないかな・・・・・。
自前のホップが収穫を迎えるし「ストロング・エール」のモルトが1本残っているので
今月中に新酒を仕込む予定だから、新たな在庫は作りたくないしね。

まあ、ビール酵母は壜の中で生きているわけで
市販の瓶ビールのように加熱して酵母を殺したのは1ケ月くらいが旨みの限度だけど
手造りビールは1、2年は全く問題ないし、3年以上はこれから味皆するわけで・・・・。
結果はまたこのブログで発表しますね。

今夜はベルギーモルトだったと思うけど「ストロベリー味」をチャレンジ。
肴は「豆腐ハンバーグ」と枝豆「エンレイ」「コンニャクのピリ辛炒め」

2007年09月17日

秋の味覚と小さい秋

自家焙煎珈琲店(フレーバー・カップ)のオーナーからの電話で午後の珈琲をご馳走になる。
定休日に長野まで「林檎」を買いに行って来たとの事、
採れ立ての林檎からジャムを造るのが目的で、早速味見させていただいた。
それも自家製パンにタップリ塗ってムシャムシャと食べる。
想像した酸味はなく、天然の香りと甘味が口内に広がった。
あえて完全に潰さずに形が残った食感も爽やかな感じだ。

なんとそのジャムが昨日のお昼時に拙宅に届けられた。
「柿ジャム」も据えられてのプレゼントである。
さっそく「カスピ海ヨーグルト」にトッピングして頂く、
なんともいえない秋の味覚だ。

ジャムといえば先日は「ヤマモモ」という常緑樹の木の実から造ったものを
もらったり、ブラックベリーから造ったものを頂いたりと
3人の知合いがジャムを造っているのには驚く

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ぞくぞく届いた秋の味覚

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オーナーから頂いた「手作りナイフ」と包丁

2007年09月22日

「ティファニー」ならぬ「「里山」で朝食を

なかなか去らない夏の名残りを払い拭う事もあって
朝の冷気が残っている時間帯(7:00)に里山を詣でた。

相変わらず「クモの巣」を旗いながらの行脚である。
前回に比べたら気温は低いものの陽射しが稜線を越えてくると
さすがに「残暑」を感じてしまうから暦は正しい、まだ彼岸前なのだ。

クモの巣払いで多少のムダはあったものの「いい汗」をかいて
山頂に到着して冷たい水を飲んでからお待ちかねの朝食となる。
出発前にカットしたパンが2種(いずれもフレーバー・カップ製)と
これもオーナーが届けてくれた挽きたての珈琲豆で煎れた熱々のコ-ヒー。
それに到来物のグレープが3種である。
考えてみたらオーナーから頂いたものだけでの朝食である。

平素は米飯の朝食が多いが、なぜか今日の山頂では「パン」がよく似合う。
哲学者(敬愛する亡き串田孫一氏)ように小鳥の声を聴きながら珈琲を啜り、
たっぷりとジャムを塗ったパンを齧る。
今が盛りの「稲刈り」を終えた水田が変則的なコンントラストで眼下に広がり
魚野川の流れがその真中をゆったりと横たわっている。

やがて背中から八海山を越えた朝日が熱い陽射しをプレゼントしてくれる頃に
豪華な朝食を終えて頂上を去ることにした。

今日いっぱいは猛暑が居座るようだが、お彼岸を境に冷気が
北の国から下降してくるという。

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木の枝に絡め摂ったクモの巣

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クモの巣と閉じ込められたクモ

2007年09月25日

実りの秋

数年前に依頼されて伐採した「ミズナラ」の大木を丸太にして
庭に積み上げておいたらコブ状の枝から新しい芽が出てきたので
切り取って片隅に植えておいた。

たいした栄養素もなく雑草に囲まれているのにすくすくと育ってきたから
さすがに力強いものだと感心していたら今年は花が咲いた。
花といっても糸くずのようなものがわずかに見えただけだったがなんと実が付いていた。

ブナ、トチ、ミズナラと実生や幼木から育っている広葉樹が
わずかな敷地内に点在している。
大きくなる頃には自分がこの世には存在していないだろうと確信できるが
なんといっても力強く、勤勉に育っているのが嬉しい。

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1個だけ実をつけた庭のミズナラ

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