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2007年07月 アーカイブ

2007年07月10日

秘伝

少し早い気がしたが「キタアカリ」の収穫をした。
本当は葉が黄変し、茎が倒れた頃が理想であったが
その後に育成する枝豆の「秘伝」がギリギリのスケジュールになるので
晴れた日に「キタアカリ」を掘り起こして乾燥中である。
予想よりは少ないものの1昨年の実績からみたら妥当な量であろう。

秘伝は昨年の種のうち大きくて美味そうなものを使った。
まずはプランターで10粒ほどを培養土で育てたら
見事に数日で発芽、日ごとに生育している。
残りは畝に「直播」したがこれも明日からの雨模様で生育が早いだろう。

関東ではすでに千葉県あたりの「枝豆」が収穫時期をむかえているらしいが
魚沼の「枝豆」は総じて晩生が多く、旧盆あたりが最盛期である。
「秘伝」や「肴豆」などはもっと遅く秋のお彼岸頃が旬なのだ。
大粒のぷっくりとした「秘伝」は畑から採るときからいい匂いがし、
グラグラと沸騰した湯に投げ込んだ時の香り、茹であがりのサヤを
口に持ってきたときの感激、口内に広がる甘味は驚異ですらある。
「茶豆」も真っ青かもしれぬ。

お彼岸や中秋の名月を愛でながらの一杯が楽しみな「秘伝」である。

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芽を出した秘伝

2007年07月13日

カラ梅雨?

雨が九州地方に集中的に降っているが
魚沼の地には例年よりは少ない降雨のような気がするし気温もやや低い。
それでも今は梅雨に時期なのだ、紫陽花は咲いているし、土は濡れている。
立葵の花がもうすぐに先端まで花が開きそうなので
今日現在、九州を通過中の台風が列島から去ったら「梅雨明け」だろうか?
(タチアオイの花が先端まで咲きそろうと梅雨明けという言い伝えがある)

我が家のトマトもたわわに実っているもののまだ色づかずに
もっといっぱいの太陽の光がほしがっているようだ。
かなり丁寧にワキ芽を摘んだから背が伸びて2m以上の先端に花が咲き始めた
このままだと実が付いたら重くてかわいそうだな、などと心配したりして・・・・。

一番大きな「トチの木」は特大の葉をたくさん広げて光合成に励んでいるし
雑草も元気がいいので魚沼の空気清浄に役立っている。

ラベンダーは「草」ではなく「樹木」らしい。
大木にはならないけど、幹は太くなるし枝はどんどん増えるし・・・・
庭のラベンダーは満開の時期を迎えて爽やかな香りを漂わせている。
枝を折って刺しておけば増えるからいずれはラベンダー園になるのかな?

散策の折に採ってきた「アカツメクサ」も毎年元気よく咲いている。
「シロツメクサ」同様にヨーロッパから到来したものが野生化していて
家畜を飼っている家などでは良い餌になるのだろうけども
最近は合成飼料で育てているから単なる雑草でしかない、残念だ。

梅雨が明けたら蒼穹の空の下渓谷から吹き上がるガスの快い
シャワーを浴びながら稜線の山歩きを楽しみたい。

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まだ青いトマト

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元気なトチの木

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ラベンダー

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アカツメクサ

2007年07月16日

ゆうご汁

魚沼に古くから伝わる夏の味覚である「ゆうご汁」を味わった。
「ゆうご」とは夕顔の訛ったもので畑で採れた「夕顔」とクジラの脂身で作った
味噌汁を「ゆうご汁」として夏には欠かせない故郷の味である。

昨今はクジラの種類によるが「脂身」そのものが高価であるし
ある年代を境に「クジラの脂身」独特の匂いを嫌ってか
「ゆうご汁」自体が作られなくなってきたが、
同年代の友が畑で採れた夕顔を使って作ってくれた。

やわらかい夕顔自体は何の栄養価もなく、中華料理ではあんかけにしたり
和食料理屋などでは薄味で煮浸しにしたりと素材の淡白さに
出汁の風味を生かした調理法が有名だが、(そうそう乾瓢はあまりに有名)
魚沼では「ゆうご汁」だ。
夕顔の柔らかさにクジラの脂身の歯ごたえと噛み締めた時の
あのなんともいえない獣の香りに夏を乗り切るスタミナ食としての
面影を思い出した。

まだクジラが大漁に採れて肉が巷に溢れていた頃
脂身は魚屋の店頭に無造作に転がっていたものだが
今は薄くスライスしたものが2、3千円の値段で飾られている。
幼い頃は夏になると毎食のように出される「ゆうご汁」が鼻について
いやになったものだが、今は高級料理になってしまった。

梅雨があけた盛夏の夕暮れにアツアツの「ゆうご汁」を肴に
冷えた日本酒などを頂くとまた美味いかも・・・・。

2007年07月17日

また地震・・・・

森林組合主催の山登りに参加した。
いつもお世話になっている里山を今まで念頭になかったコースから登るとあって
ぜひにもと参加したわけだが、雨にも降られずに快適な山歩きをして
さらに「ワラビ」なども2束ほど採れて喜んでいたら「大力山」の山頂で休憩中に
中越沖地震を体験した。
かなりの揺れに驚いたが、前回の中越地震と違って横揺れのみだったし
眼下に広がる市街地は目視する限り被害はないもようだった。
ラジオ持参の人やワンセグ携帯持参の人の情報で震源地は柏崎沖とのこと。

まずは「原発」が気になったが、自動停止したようだ。
まあ、自宅は食器や花瓶が壊れる程度かなと思いながら
早々に下山に取り掛かった。
山麓の畑や田圃では農家の人が何事もなかったように働いているし
道路にも車が整然と走っている。
携帯や固定電話には友人・知人から電話があるも、
「前回同様にこの地域は大丈夫」とのメッセージを伝える。

何度か余震があって、これだけは心臓に悪い。
わかっていてもドキドキしてしまう。
震源地近くの被災者の感じる不安感やストレスは大変なものだろう。
規模の大きさのわりに亡くなった人が少ないし
倒壊したのは一部地域の木造家屋だけだったから
まさに活断層地震の特徴をあらわしている。

一夜明けた今日も体に感じる余震がまだまだ続いているし
今後一週間は警戒が必要とのこと。
なんともやりきれないこの数年の新潟県民の嘆きである。

2007年07月25日

地震その後

多くの方からお見舞いのお言葉を頂きました、ありがとうございました。
地震の名前が「中越沖地震」とはいかにも風評被害の元になりそうなネーミング。
「下越」「中越」上越」と大別されるけど細長い県域ではその地域は広いのです。
魚沼と柏崎は同じ中越地域ですが間に小さな山脈が2つほどあって天候を含めて
植生もまるで違いますから・・・・。
梅雨明けが近い時期に観光地での宿泊施設キャンセルが相次いだり、
海水浴客への影響が心配されていますが、今後の推移が心配です。

確かに「原発」にトラブルがあったら魚沼にも影響はかなりあるでしょう。
自治体は「東電」の発表する「安全」を信じて住民にトラブル対応の指針さえ出していません。
あの「スリーマイル」「チェルノブイリ」での経験が生かされていないとは
日本政府のリスクマネージメントは貧弱としかいいようがありませんね。

1971年にあった新潟地震では信濃川の堆積地に作られた県都が
液状化現象で道路が波打ち、高層アパートが横倒しと、
今回の柏崎と同じような被害が出ているのです。

短い人生で3度の大きな地震を体験している小生は少しばかり
地震の揺れに対する抗体が出来たようです。
地震列島に住むかぎりは準備と覚悟を新たにして日々の生活をおくらねばなりますまい。
皆様も努々油断なさるな。

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