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2007年03月 アーカイブ

2007年03月03日

カンジキ不要

昨日に続いて今日も朝から青空が出ていたし放射冷却現象にニッコリ。
またまた里山詣でとなりました。
今朝は8:30には麓を出発したのですが、先週よりも雪解けが進んでいて
尾根の一部はすっかりと土が出ていて2cmほどの霜柱が突き上げていました。
スパイク長靴は快適で、ついに無雪期のタイムに近づく記録もでたし
心肺機能は充実しているようです。

珍しく頂上で珈琲を入れて飲む余裕もありましたが
思ったほど青空が広がらずにあまり長居も得意ではないので
早々に退散することにしたのですが途中で数人の団体とすれ違い
それにいつも会う同じ町内の人にも会いました。
「早い出発ですね」といつも驚かれるのですが、本人はかなり遅い出発だと思っているし
やはり雪の状態がいい時間帯に活動するのが基本なので10:00前には
麓に着いていたいと考えていますから・・・。

まあ、今日もそれなりに良い汗をかいたし先週よりは「マンサク」の花が咲く範囲が
より標高を上げた事を確認して春の訪れを身近に感じることが出来ました、
自然の蠢きをこの肌でこの眼で味わう幸せをありがたく思う昨今です。

そうそう今日は「ひな祭り」なんですね、
白酒ならぬドブロクでも飲んで早い春の訪れを祝いましょう。

2007年03月05日

気の早い初物

雪が解けた畑の隅から顔を出した「ふきのとう」を使って「煮浸し」
前夜の残りの「キジ肉」(この冬の初めに猟師からもらった)を使った水菜との卵とじ
養殖の鯛だけど「昆布〆」にして「カボス醤油」で
白酒の代わりに「どぶろく」を・・・


ひな飾りを片付けるついでに1日遅れの祝い事の真似をする
啓蟄前にカメ虫が蠢いて春はいよいよ本格的だ

2007年03月07日

一夜明けたら・・

この時期での降雪はそう驚くことではないうけれども
2日前にあれだけ気温が上昇して一気に雪が溶けたのに
今朝は20cmほどの積雪、顔を出した土がまた隠れた。
まあ、またすぐに溶けてしまうだろうけども山の為にはいい。
幾らかでも積雪が累積して夏場の水資源に貢献してくれれば・・・。

「マンサク」などの雪の中でもの咲く花は別として他の植物や木々は敏感で
地温がある程度上昇しなければ芽吹かないから
この雪でまた、再びの「まどろみ」に入ってしまったかもしれない。

昨日は「ドブロク」の一番しぼりをやった。
絞り上げた「どぶろく」は淡い色で
濁り酒で昔飲んだ出羽桜の「春の淡雪」を彷彿とさせる。
味はおよびませんがね。

2007年03月13日

春の淡雪?

イルカの「なごり雪」ならぬ「うらみ雪」とでも云ってもいいだろう。
1昨日の夕方から振り出した雪は一晩で20cm、昨日一日で20cmほど積もった。
この時期にしてはけっこうな粉雪だったりして寒気の低温さを感じる。
室内で咲いてその後ベランダで葉を付けはじめた梅は完全に雪の下になったので
かわいそうだから再び室内に退避、芽を伸ばし始めた「アイヌネギ」はもう一度
冬眠したかな?完全に雪の下になってまた冬の逆戻りだ。

これでスキー場の寿命は多少延びて山菜はもうしばらく惰眠をむさぼれる。
里山歩きの小生はまたカンジキを出さねばならないけど・・・。
例年の事を思えばまだ1m以上の雪が残っているのだから
風景としては見慣れたものだが、一度すっかり雪の溶けた田畑が
また真っ白になってしまったのでは「これから冬が来るのか」と思ってしまう。

まだ極地からの寒気の噴出しには威力があるのだし
5月の連休頃に山で猛吹雪に遭う事もあったわけで油断は大敵である。

2007年03月20日

伐採

雪の舞う週末に峠を越えた群馬県まで立ち木の伐採に出かけた。
そこは土建業者の所有する埋立地で、いずれは土砂に埋まる予定のくぼ地だという。
そこに生えている立ち木が対象なわけである。
上からみたらそんなに太い木がないと思ったら、どっこいまちがいで
実際にその場所に行ったら木の太いこと、
伐採と枝払いを1日の予定なのにチェーンソーの不具合もあったわけだが
20本ほど倒して時間切れとなってしまった。
あとは数本のこしてあるし、枝は全く処理していないので再挑戦になる。

倒すのはまあ楽だが枝おろしとそれを魚沼まで運ぶ段階までするのが大変な作業だ。
薪ストーブ用の薪が一束500円から700円するのが理解できる。
倒して、運んで、切りそろえて、乾燥させるわけだから
生業としてやっていたらこの価格が適正であるかどうかは疑問、
まあ、趣味の延長線でしかできないし、機会を逃すと大量の薪が入手できる
可能性も少ないと思うのでチャレンジしている。

季節外れの雪が降っているが、雪解けを待って昨秋に地元で倒した
クルミの大木の処理もまっているし、当分は肉体労働で汗を流すことになる。
山では足腰、きこりでは上半身の筋肉が悲鳴をあげるわけなので
まったく妙な趣味である。
木を倒して運んで汗をかき、切って割って汗をかき、こんどはストーブに火を点けて
温まるといったわけなので実に安上がりな運動循環なのだ。

まだ薪ストーブで赤々と火が燃えているのに
もう来シーズン以降の薪の心配をしているキリギリス思考であるが
気力・体力・情報が充実している時にしかできないことに賭けたい。
そんな民である。

2007年03月26日

陸奥ひとり旅

久しぶりに「陸奥ひとり旅」をした。
この時期に「岩手」へむかうにはやはり東北道を走るのが常道と思った。
R252が冬季閉鎖されているので、かなりの遠回りだが
関越道を新潟まで走り磐越道を郡山経由で盛岡までゆかねばならない。
今年は下越地方の山間部に雪が多かったせいか福島との県境あたりは
道路以外はけっこうな積雪でまだ真っ白だった。
トンネルを抜けて西会津に入ると遠くに磐梯山と昨年の秋に登った飯豊連峰が
薄っすらと姿を見せてくれるのが懐かしい。
郡山から仙台までは気にならないが仙台から岩手はなぜか遠く感じる。
あの単調なカーブの多い道路や冬枯れした風景が影響しているのだろうか?
祭日のわりに道路は空いていたが6時間の連続運転は疲れた。

八幡平の温泉でゆったりとした翌日は今回の主目的である
カービングSKIによる初滑りと姉と一緒に滑ることであった。
どうも小生はあの「カービングSKI」の購入を躊躇したのだが
今シーズンのように暖冬小雪だと雪始末もないので一念発起して買ってしまった。
我が姉との対決もあったし(昨年からカービングでの挑戦を受けていた)
同じ土俵で勝負するには「カービング」が必須であったからである。
最初はあの短さと足元からトップにかけての瓢箪型が奇異に感じたし、
以前のSKIでの回転テクニックを体が覚えているのであつかいつらい事、夥しい。
何度も先端が重なりそうになるのを気にしながら初心者コースを滑ったが
別のスキー場に移ってからようやく慣れてきた。
姉の滑りは還暦を越えたえたことやヒザに矯正器具を付けていることを
考慮したとしても予想以上の上手さに脱帽した。
以前に共に滑ったのが20年以上前の北海道だったので、久しぶりの
姉弟対決なわけで、まあヒザの半月版損傷の怪我のぶんを差し引いて
引き分けということになった。

翌日は岩手山の麓にある数多いスキー場のなかでも歴史の古い「網張」に向かった。
なんと春スキーシーズンとあって1日券がシニア料金で1000円である。
リフトは3基しか動いていなかったが、なかなか魅力的な斜面が待っていた。
前日に降った新雪が20cm、それもサラサラの粉雪だから驚く、
とてもお彼岸とは思えない素晴らしいコンディションなのだ。
カービングは新雪に有利だというのでさっそく飛び込んでみたら
まあ、そこそこに安定していて快適な浮き上がりをみせた。
カービングでの急斜面ウェーデルンも会得した。
2時間ほどの滑降で引き上げて「網張温泉」の熱い湯に浸ってから
当夜の宿泊を予定していた「鳴子温泉」に電話予約する。
最近は「湯治宿」を利用するのが習慣になっているので温泉の選択も
「湯治場」を謳っているところにしている。
金曜日の夜だというのに1人宿泊での予約はOKで、ラッキーだった。
本当は「鬼頭スキー場」でも滑りたかったが、鳴子からの道路が最近、土砂崩れで
通行止めなので「湯治場温泉」を味わうことだけになる。

宿は2種類の湯が引いてある湯治部がある旅館で
鉄分が含まれたやや赤っぽい男女別の湯と白濁した混浴の湯があった。
部屋にガスコンロ、冷蔵庫まで備えた長期滞在むけのなかなかものである。
自らが布団をひき、何のサービスもない宿だが、これが快い。
かなり熱い湯に浸かったあとで浴衣に着替え、
街道沿いのショッピングセンターで購入したお惣菜を数品並べてから
コタツに足を突っ込んでビールを飲みながら天気予報やニュースを観る。
量は進まないものの、久しぶりにやる一人酒もまたいい。

翌朝は何時もの時間に眼が醒めたので朝風呂を浴びてから
食事もせずに宿を出た。
宮城から峠を越えた山形側では最上川沿いにひたすらに日本海を目指し、
鶴岡市街を経てからは今度は新潟に向かって南下した。
庄内平野には雪は全くみられず遠く月山や出羽三山が白くなっているだけで、
むしろ新潟との県境付近の積雪が目立った。

帰路はほとんど高速道を走らずに走行したが、
空いている一般道のほうが疲れないような気がする。
やはり温泉は東北に限る、それが再確認できた「陸奥一人旅」であった。

2007年03月30日

冬季保存食料の処分

例年、お彼岸前に始まる恒例の保存食料の処理が始まる。
それは別に捨てることではなく、再加工するわけで
むしろそれが目的で漬け込んでおいたものもあるほど。
まずは「タクアン」
この時期にはだいぶ「酸味」が強くなるのでそれを好む人もいるが
酸味をきらう人は薄く切って水にさらしたあと「油炒め」にしたりする。
これは次に述べる「野沢菜」も同じ。
次は「野沢菜」
魚沼を含むや一部の地域では「煮菜」といって
「酸味」が増した「野沢菜」を一度ゆでこぼして少し塩分を抜いてから
柔らかくなるまでじっくりと煮て煮干(これでなくてはダメ)で味付け、
それに打ち豆(大豆を潰したもの)を入れる。
早春の食べ物だが、最近は年配者がいないと作られることはない。
「干しカブ」
一冬保存して最後に残ったものの最終処分で、
薄く輪切りにしたものを大きな鍋で茹でて、そのまま
ムシロの上に広げて春の太陽に干し揚げるもので
まあ、「切干大根」の亜流である。
初夏にこれと根曲がり竹、丸麩などと煮たものが「田圃仕事」の
お昼に水田の横で家族で食べていた風景はもう無い。

先日は行きつけの蕎麦屋でアサズキの「味噌和え」が突き出しで出た。
辛味と香りが味噌とほどよく調和して車でなければぬる燗の日本酒でもほしい味である。
そろそろ雪が解けた畑の隅に「アサズキ」が芽を出し始めているのだろう、
太陽が出て地温が上昇すればいろんなものが出始める。
一年で一番、いろんな生物・植物の動きが活発になる時期であるから
魚沼の民はソワソワしている。

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