山菜採りの始まり
いよいよ例年よりは1ケ月ほど遅いシーズンが開始された。
まずは「木の芽」(アケビの新芽)であるが、平場が終わったのに
山の麓ではようやく始まった。
なんといっても太い赤っぽいというか紫というかそんな
新芽が天を突いて出ている木を見つけると嬉しくなる。
一握り採るのにかなりの時間を使うので
地元の人が最も珍重する春の恵みである。
今回は珍しく「ハリギリ」の新芽を採取した。
タラの木と同じようにトゲのある木に出る新芽だが
見た目はタラと同じだけれども圧倒的に個体数が少ない。
但し、大木なので1本見つければかなりの量が採れる。
味もレシピも「タラの芽」と同じである。
さて魚沼ではいままで食していなかった「コシアブラ」であるが
他の地域から来た人たちが採るようになったので
いままで生えていた木が全滅に近い
(なぜならタラと同じで先端の芽を採られたりすると
その木は生長がストップしてしまうし、他のわき芽まで
全部採ってしまうから枯れてしまう)
それでも無傷の木から2個くらいづつ採取してみた。
これはゴマ和えと天麩羅がいい。
これも個体数が少ない「アブラコゴミ」(別名:1本コゴミ)で
いつもの場所でようやく10本ほど採った。
これもゴマ和えが美味い。
やや早すぎたが「根曲がり竹」(別名:姫竹)も採取した。
先端を天麩羅にしたりお浸しにする。
太目のものはオーブンで蒸し焼きにして食べれば最高!!
今年は雪が多いので高い山では梅雨の最中でも採取可能だから
じっくりと楽しめそうだ。
これは貰い物であったが「ヤチアザミ」である。
採るときにトゲが痛いし、採ってからの下拵えが面倒で
なかなか採取しないけど、知人から貰ったから久しぶりに調理してみた。
とても油との相性が良くて「いため煮」が日本酒に合う。
さてこれも大量に採れる「ワラビ」。
薪ストーブから排出された「木灰」でアク出しをして
オカカをかけてお浸しに、根曲がり竹と豆腐を加えて味噌汁に
けっこう万能な山菜である。
この1、2週間は常に2、3種類の山菜が食卓を飾る。
山菜料理は飽きがこないのが不思議である。
天候不順で野菜が高騰している昨今、大いに山菜を食して
スローライフを満喫している魚沼の民である。